梅干しの賞味期限は、開封後と未開封でどう違う?自家製だとどのくらいなのか知りたい!
一度買うと、なんとなく置いておく期間が長くなる梅干し。
気が付いたら賞味期限が切れていた、なんてことはありませんか?
せっかく買ったのに、もう食べられないとなるとショックですよね。
梅干しは一体どのくらいで食べきるのがよいのでしょう?
また開封未開封、自家製の物で違いはあるのでしょうか?
今回は、意外と長く置いてしまう梅干しの、開封と未開封、そして自家製の賞味期限についてご紹介します!
梅干しの賞味期限は、開封未開封でどう違うの?
基本的に、販売されている梅干しの消費期限は3~6か月ほどとされています。
これは開封未開封に関わらず、賞味期限内であれば美味しい梅干しが食べられます。
また賞味期限までしっかりと梅干しを食べるためにも、冷蔵庫保存は必須です。
冷蔵庫で保存するようにしておくと、風味がより落ちにくくなりますのでそういった意味でも必須です。
ただ、思ったよりも短くて少人数のご家庭ですと少し残ってしまうかもしれませんね。
この期間はあくまでもこれは賞味期限ですので、これを過ぎたからと食べられなくなるわけではありません。
ただ風味はどんどん落ちてしまいますので、やはり賞味期限内に食べきるのがベストと言えます。
またカビが生えていたり、変な味がしたと思ったら食べないようにしましょう。
梅干しの賞味期限は、自家製ではどのくらい?
実は梅干しには賞味期限がないと言われています。
驚くべきことに400年以上も昔の梅干しが現在も食べられる状態で残っています。
これは梅干しをつける時に入れる塩が関係していて、塩分20%程の梅干しには賞味期限はありません。
また、入れている容器もとても重要です。
金属の容器に入れると、梅干しの酸が金属を溶かしてしまうため長期保存ができません。
そう言った容器に入った物は、すぐに食べきるようにしてください。
ガラスや陶器に入った梅干しは、長期保存に向いていますのでそういった物を使うようにしましょう。
ただし、いくら賞味期限がないからと言っても100年以内には食べきれる量にするのがおすすめです。
しかし、なぜ市販の梅干しはあんなに短い賞味期限なのでしょう?
現在は減塩の梅干しが一般的で、長期保存ができるほどの塩分になっていないからです。
また他の調味料や添加物なども入っているため、より賞味期限が短くなっています。
ですので市販されている物を買う時は、必ず記載の賞味期限を守るようにしてください。
味の違いは?
先ほどもお伝えしたように、梅干しは塩分濃度の高いものほど保存がきく梅干しとなります。
減塩された梅干しは保存期間が短いのですが、その分食べやすい梅干しだと言えます。
またカツオやはちみつを使っているので、まろやかで風味のある梅干しとなります。
一方昔ながらの製法で作った塩分の高い梅干しは、とてもしょっぱい梅干しです。
美味しいのですが、気になる方もいるかもしれませんね。
消費期限はありませんので、一度に食べる量はたくさんではなく、少しずづ食べるようにしてください。
自家製の梅干しを作ってみましょう!
賞味期限のない自家製梅干しの作り方をご紹介しましょう!
6月中旬~7月上旬に売られている完熟梅を使いましょう。
必要な物
完熟梅 1kg
粗塩 200g
梅をつける容器
ビニール袋(しっかりとしたもの)
重石(1リットルのペットボトルに水を入れたものでもOK!)
作り方
1、水で梅を洗って水切りをします、タオルで拭く必要はありません。
2、容器にビニール袋を入れ、その中に梅→塩の順番で交互に入れていきましょう。
塩は3分の1が最後に残るように調節してください。
3、梅を全部入れたら、残っている3分の1の塩を入れて、ビニール袋の口を閉じます。
この時、きつく閉じすぎないようにしてください。
4、重石、もしくはペットボトルを乗せて、1ヶ月ほど置いておきます。
途中で梅酢と呼ばれる液体が出ますので、そのままつけておいてください。
5、1カ月経ったら梅を3~4日天日干しにします。
お天気のいい日を選び、1日に1回ひっくり返して乾燥させれば完成!
思っている以上に梅干しを作るのは簡単。
この梅干しは塩分20%ですので、ゆっくり長く、梅の味を楽しんでください!
賞味期限に気をつけて、梅干しを楽しみましょう!
梅干しは塩分によって賞味期限も変わります。
市販のものはできるだけ早めに、自家製の物はゆっくりとその味を楽しんでください!