痛風に良い食べ物と、悪い食べ物が知りたい!

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痛風とは体の中に尿酸が溜まり、それが結晶化して関節に現れる病気です。

痛風による関節痛は、風が吹いただけでも痛むと言われるほど激しく痛みます。

痛風の原因は食生活や生活習慣にあります。

この痛い痛風を未然に防ぐには、痛風に良い食べ物と悪い食べ物を知っておくことが大切ですね。

特に一度でも痛風の発作を起こしたことがある人は、痛風に悪い食べ物は極力避けるようにしなければなりません。

そして痛風に良い食べ物を積極的に取り入れることで、発作の再発を防ぐことができます。

では痛風に良い食べ物と、悪い食べ物を以下にまとめてみました。

痛風の原因になるのは食品中のプリン体

痛風は尿酸値が高い場合に起こりやすくなります。

尿酸値が7.0mg/dl以上の場合に高尿酸血症と診断され、痛風の発作の発生リスクが高くなります。

尿酸の原因になるのが、食品の中に含まれているプリン体という物質です。

プリン体は食品から取り込まれると肝臓で代謝され、尿酸に変わります。

尿酸はある程度であれば汗や便、尿中に排泄されますが、食事やストレスなどで尿酸値が高騰すると、血液中で結晶化が進んでしまいます。

食事から摂取されるプリン体は約3割、残りは体内で合成されます。

痛風を予防するにはプリン体を多く含む食べ物を避けるとともに、尿酸値を下げる食事を心がけることが重要です。

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痛風に良い食べ物

では、実際にどのような食べ物が痛風に良いのか、”プリン体が少ない食べ物”と”尿酸値を下げる食べ物”とに分けて見ていきましょう。

●プリン体が少ない食べ物

穀物:小麦、米、そば等

芋類:ジャガイモ、さつまいも

野菜類:にんにく、生姜、海藻類

たんぱく質を含む食品:豆腐、かまぼこ、チーズ

●尿酸値を下げる食べ物

芋類:ジャガイモ、さつまいも、里芋

野菜類:人参、ごぼう、ほうれん草、キャベツ、かぶ、アスパラガス、海藻類

果物類:メロン、バナナ、グレープフルーツ、アメリカンチェリー

その他:にんにく、大豆

特に、にんにくやアメリカンチェリーには尿酸値を下げる成分が含まれています。

また葉酸が多い食品も、尿酸の生成を抑える働きがあります。

痛風に悪い食べ物

痛風に良くないのは、先程触れた通りプリン体を多く含む食品です。

ビールなどアルコール類はプリン体を含んでいるほかエタノールに尿酸を作り出す作用があるので、控えるべきでしょう。

肉類:レバー、鶏肉

魚介類:白子、魚の干物、アンコウ肝、カツオ、いわし、するめ、牡蠣、エビ

その他:干し椎茸、ビール、紹興酒、魚介類や肉類の煮汁

お酒の肴にはプリン体を含むものが多く、お酒が好きな人は要注意ですね。

また、これらの食べ物の多くは尿を酸性にするので、これらを多く摂ると尿酸が排泄されにくくなります。

食生活に気をつけ、適正体重を心がけて

暴飲暴食による肥満やストレスの多い生活は、痛風のリスクを増長させてしまいます。

適正体重を心がけることが、他の病気などへの合併症を防ぐことになります。

特にアルコール摂取が多い人は、より尿酸値を上げてしまう可能性があります。

最近はプリン体がカットされたビールもありますが、お酒を控えることで酒肴からのプリン体の摂取自体が抑えられます。

他に心がけるべきことは、水分補給を十分にすることです。

排尿を促すことで尿酸が排出され、尿酸値を下げることができます。

尿酸値を下げる働きがある食品やサプリメントを利用することでも、痛風の予防につながります。

これらの食品はアルカリ性の食品で、これらを摂ることで尿中に尿酸が溶け出しやすくなります。

尿酸値が気になる人、痛風になったことがある人は痛風に良い食べ物、悪い食べ物を意識して、予防と改善に努めましょう。

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