砥石もメンテナンスしてる?面直しのやり方が知りたい!
包丁を研いで、切れ味をアップさせてくれる砥石。
包丁をメンテナンスするアイテムとして欠かせないですよね。
でも、そんな砥石自体もしっかりとメンテナンスしていますか?
特に包丁を研ぐとどんどん削れていく砥石は、定期的に平面に修正する必要があります。
これを「面直し」と呼ぶのですが、面直しのやり方ってどうすればよいのでしょうか?
そこで今回は、砥石の面直しのやり方についてご紹介しましょう!
しっかりと面直しのやり方を覚えて、しっかりと包丁を遂げる状態にしておきましょう。
砥石の面直しのやり方はどうすればいい?
包丁を研ぐと、どうしても砥石は削れてしまいます。
また、どんなに熟練の方でも砥石の面の部分を均等に使うことは不可能です。
包丁を研ぐ方法が正しくできているなら、研ぎ方を変える必要はありません。
ただ放っておくと砥石がデコボコした状態になります。
デコボコした砥石では包丁を綺麗に研ぐことはできませんので、定期的に面直しをしないといけません。
それではその方法をご紹介しましょう!
砥石の面直しの方法
初心者でも使いやすい、簡単なやり方をご紹介しますので、参考にしてくださいね!
・必要な物
ステンレス定規
面直し砥石
この面直し砥石はその名のとおり、砥石の面直しをするためのものです。
凹凸があって、この部分を砥石に当てて使います。
ドレッシングスト-ン、名倉砥石とも呼ばれることもありますが、どれも面直し砥石の事です。
サイズもいろいろありますが、どんなサイズでもかまいません。
ただサイズによって若干使い方が違いますので、サイズ別に使い方をご紹介します。
・小さい面直し砥石を使ったやり方
1、まずは砥石を、削りたい面を上にして置きましょう。
2、面直し砥石のデコボコの部分を下にして、手に持ちましょう。
そのまま砥石の削りたい面にこすりつけます。
このとき、円を描くイメージで全体的に削ることをイメージしてください。
3、見た感じで真っすぐになったら、ステンレス定規で真っすぐになっているかどうかチェックしましょう。
平面にしたい部分に定規を当てて、隙間なく真っすぐになっていればOKです!
・大きい面直し砥石を使ったやり方
1、面直し砥石をデコボコの面を上にして置きます。
2、砥石の平面にしたい面を下にして、手に持ちましょう。
その状態で面直し砥石にこすりつけましょう。
この時も円を描くようにして全体を削ることを意識することが大切です。
3、真っすぐになったと思ったら、ステンレス定規で小さい面直し砥石の場合と同じように真っすぐになったかを確認してください。
・面直し終了後の対応
砥石は使ったそのままの状態でしまうことはできません。
面直しをしたら、普通の砥石も面直し砥石もしっかり水洗いをし、陰干ししておきましょう。
完全に乾いてからしまうようにしてくださいね。
・動きを確認したいという方に
こちらは小さい面直し砥石を使って行う方法です。
こちらは大きい面直し砥石を使って行う方法です。
ぜひこちらの動画も参考にしながら行ってくださいね!
あなたは知ってる?正しい砥石の使い方!
それでは次に正しい砥石の使い方についてご紹介しましょう!
研ぐ前の準備
まず最初に、研ぐ前の準備をしっかりと行いましょう!
いきなり砥石に包丁をこすりつけるのはNGです。
・水につけておきます
包丁の滑りをよくするためにも、まずは砥石を水につけましょう。
砥石はすぐに乾いてしまうので濡らすだけでは基本的には水が足りません。
ですので、しっかりと水(水道水で構いません)に浸しておきましょう。
ぶくぶくと泡が出てきますので、それがでなくなったらOKです。
大体30分ほどで出なくなりますので、参考にしてください。
研ぐ間も水が必要ですので、ボウルやお皿などに水を入れておきましょう。
研ぎ方
それでは包丁のとぎ方をご紹介しましょう。
こちらは実際に見ていただいた方が分かりやすいので、動画でご紹介します。
手に力を入れる必要はありませんので、動画を見ながらしっかりと研ぐようにしてください。
正しい方法で包丁を研ぐことは、砥石の寿命も長くします。
砥石も定期的なメンテナンスをお忘れなく!
包丁は定期的に研いでも、砥石まではしていないという方も多かったかと思います。
ぜひ今回の記事を参考にして、砥石もしっかりとメンテナンスしてくださいね!