トイレ掃除の際に気になる匂いや尿石を取るにはクエン酸!
皆さん、トイレの見えないところにこびりついた黄色の固まりの正体ご存知ですか?
あれは尿が固まってできた尿石なんです。
なかなかブラシでこすっても綺麗に落ちない厄介なヤツです。
私は、トイレ掃除をする度にこの嫌な匂いをどうにかしたい…!そう思っていました。
でも市販されている洗剤では、なかなか思うようにキレイにならないのです…。
そこで今回、ご紹介したいのがクエン酸を使った新しいトイレ掃除の方法です!
クエン酸は子供が間違って触れても安心ですし、何より環境に優しいというのが一番のポイントです。
もしも私のように、トイレにこびりついてしまった尿石でお悩みの方がいたら、この機会にクエン酸を使ったトイレ掃除を始めてみませんか?
~『トイレ掃除』を始める前に用意するもの~
まずは、尿石をとるために必要なものを確認しておきます。
●クエン酸・・・・・・・・小さじ1(約5g)
●水・・・・・・・・・・・・・200cc
●容器・・・・・・・・・クエン酸水を入れるもの*スプレータイプが使いやすい
●ブラシ
●ゴム手袋
これだけあれば十分です。
クエン酸は、最近では100均一でも売っているので無い方はこの機会に購入してみてくださいね。
『尿石』はなぜ出来るの?
トイレ掃除を始める前に、尿石について少し勉強しておきましょう。
尿石とは、私達人間の尿に含まれているタンパク質が細菌の働きによって、便器の内部や見えないところに付着して黄褐色になった汚れのことを指します。
放っておくと、尿石中に含まれている有機物が腐敗して特有の悪臭を放つので注意してくださいね。
『クエン酸』がトイレ掃除に選ばれる理由とは?
それでは、なぜクエン酸がトイレ掃除に選ばれるのでしょうか?
体に良く、環境にも良いからという理由だけではありません。
実は、尿石を力いっぱいこすっても取れないのはアルカリ性だからです。
市販で売られている洗剤は、尿石と同じくアルカリ性のものが多く同じ性質だと取れにくいそうです。
逆に、クエン酸は酸性なので尿石のアルカリ性と反対の性質を持っているため科学反応を起こし溶け出しやすくなるという特徴があります。
これを使って、こびりついた尿石をキレイに落とそうというのがこのクエン酸を使ったトイレ掃除の方法です。
具体的にはどうやって掃除したらいいの?
それでは、具体的な掃除方法について見ていきましょう。
まずは、200ccの水に小さじ1杯のクエン酸を入れたスプレーを尿石に吹きかけます。
この時出来るのであれば、水をふき取って乾いた状態にしてからやるとより効果的です。
そしてブラシでこすってみてください。
それほど頑固な尿石でなければ、綺麗に消えるはずです。
もしも固まってしまいどうにもならない場合には、尿石がこびりついた部分にティッシュペーパーをのせ、その上からクエン酸スプレーをたっぷり吹きかけて下さい。
この状態で一晩置くだけで、見違えるほどキレイになっていますよ。
それでもダメな場合は、クエン酸の濃度を少し濃くして試してみて下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
尿石を取るには、全く性質の異なる酸性のクエン酸を使うことで、科学反応が起こり溶け出しやすくなるという原理は分かりましたね。
トイレ掃除はなかなか面倒かもしれませんが、是非気持ちよく毎日を過ごすためにも試してみてくださいね。