お正月の飾りっていつから飾るの?玄関などに飾る日について知りたい!
日本人にとって、とても大切な行事であるお正月。
お休みの会社も多くいつもとは違う雰囲気で、ちょっと特別な日ですね。
そういったことから、お正月の飾りをクリスマスよりも前に飾っているというご家庭も多いと思います。
玄関の締め縄や、ちょっとした飾りは、お正月の雰囲気を盛り上げてみているだけで楽しくなるもの。
でもそんな玄関等に飾るお正月飾り、きちんと飾る日があるってご存知ですか?
実はお正月飾りを飾る日が決まっているだけではなく、飾ってはいけない日もあるんですよ!
そこで今回は、玄関などに飾るお正月飾りの飾る日についてご紹介しましょう!
間違えて本来飾ってはいけない日に飾らないように注意してくださいね。
あなたは知ってた?お正月飾りを玄関などに飾る日について!
それでは早速、お正月飾りの飾る日についてご紹介しましょう。
実はお正月飾りによって少し飾る日が違うんです。
まずは一番多くの方が飾っているであろう、玄関に飾る締め縄からご紹介します!
締め縄を飾る日
家の中にお正月飾りは面倒くさくて用意していなくても、締め縄を玄関に飾るくらいはしている、という方も多いのでは?
実はそんな締め縄にもきちんと飾る日が設定されています。
12月28日
これが一般的に言われている締め縄を飾る日です。
この日が難しいなら、クリスマス飾りを外した26か27日に飾ってもOKです。
大みそかの日に玄関掃除をしてから飾るという方も多いのですが、実はNG。
これは「一夜飾り」と言われていて、飾るのに良くない日とされています。
元々締め縄は神様がお正月家にやってくるときの目印として使われる飾りです。
それを神様がやってくる一日前に飾るのは「神様に対してお迎えする誠意がない」とされNGとされているんです。
とはいえ汚いドアに締め縄を飾るのは駄目。
玄関の中でもドアの掃除だけは、少し早目にする必要がありますね。
30日はいいという意見もありますが、旧暦の31日に当たるそうなので気になる方は避けるようにしましょう。
また29日に飾るのもNGです。
この日は「苦に通じる」とされ、縁起の良くない数字ですのでおめでたい締め縄飾りをつけるのには適さない日、とされています。
鏡餅
もう一つポピュラーな飾りなのがこの鏡餅。
鏡餅はお正月に家にやってきて下さった神様の魂が、松の内の間入っている場所と言われています。
まさに欠かすことのできない飾りですよね。
この鏡餅に関しては少し期間が長くて
12月13日~28日
とされています。
特におすすめなのが28日で、この日は8(八)という「末広がり」の数字が付いていることから人気の日となっているようです。
クリスマスの飾りに混ざって鏡餅くらいなら置いていてもいいのなら、早めに置いておくのもおすすめです。
ただクリスマスはクリスマス、お正月はお正月で飾りたいのなら28日に飾ってみてはいかがでしょう?
門松
玄関に置いておくもので、最近なかなか見かけない飾りなのが門松。
ただ、おいておくと一気にお正月の雰囲気がアップしますよね。
小さなものなら棚などに置くという方も多いかもしれません。
門松も締め縄同様、神様がやってくるときの目印としておかれます。
この門松を飾るのにいいとされる日は締め縄と同じです。
12月28日がおすすめですが、無理そうなら26や27でもかまいません。
またこれも締め縄同様、29と31は飾ってはいけない日になりますので、飾らないようにしましょう。
30日も締め縄と同様の理由で気になる方は避けてください。
外す日は?
それではいつまで飾りをつけておくのでしょう?
正解は松の内の間です。
基本的には1月7日なのですが、地域によっては15日等違う日である場合もあります。
締め縄や門松は、神社で行われる”どんど焼き”という、正月飾りを火にくべて処分する日に持っていきましょう。
15日であることも多いのですが、こちらも地域によって違います。
詳しくは神社などに問い合わせてみましょう。
鏡餅は鏡開きしましょう。
基本的には11日に行いますが、地域によっては15日や20日に行うところもあるようです。
地域に合わせてお餅をいただいてくださいね!
決められた日に飾ってお正月を迎えよう!
お正月飾りはお正月にとってとても大事なアイテムです。
適当に飾ればいいのではなく、きちんと決められた日にお正月飾りを飾ってください。
そして楽しいお正月を迎えてくださいね!