炊飯器を保温状態にした時の温度や電気代について知りたい!
お米を食べる日本人には欠かせない炊飯器!
保温状態にしておけば、あったかい温度を保ったままご飯を食べることもできてとても便利ですよね!
でも炊飯器を保温にする時、温度ってどのくらいなのでしょうか?
また保温状態にしておくことで、電気料金はどのくらいかかるのでしょうか?
今回はそんな炊飯器の保温中の温度と電気料金についてご紹介します!
ぜひ温度や電気料金について知っておいて、普段使う時の参考にしてくださいね。
炊飯器を保温状態にした時の温度と電気料金は?
それでは早速、炊飯器の保温状態の温度と電気料金についてご紹介しましょう!
炊飯器の保温時の温度は?
それではまず、炊飯器の保温温度についてご紹介しましょう。
実は保温の温度は一定ではないようです。
保温自体は基本的に60度ほどだと言われています。
60度は低温保温と言われており、省エネの観点からこの温度が基準となる物が多いようです。
ただ必要に応じて80度程度まで上がることもあるようです。
メーカーや機種によっても差があるようで、60~80度位まで上がるものが一般的で、性能のいいものなら自分で調節できる物もあるようです。
炊飯器の電気代は?
それではそんな保温時の電気代はどうなっているのでしょうか?
保温の値段に関しても、メーカーや機種によってかなり異なってくるのですが、一般的なお値段をご紹介しましょう。
大体1時間当たり0.3円から0.5円ほどの電気代となります。
10時間保温しても10円しない程度の電気料金となりますね。
この差は機種の差です。
IH炊飯ジャーだと0.3円ほど、IHでも圧力釜であれば0.4円ほど、マイコン炊飯ジャーだと0.5円程度の料金だと言われています。
またご飯の量でも違いが出てきます。
一般的な5.5合炊き位まであれば1時間で0.3~0.4円ほどの料金となります。
8合炊きのような大きなものでも0.5円程度です。
もちろん温度によっても差がありますが、大体1時間当たりの電気代は0.3円から0.5円程度だと考えてください。
電気代を節電するためには?
そうなると気になるのが保温することが節電になっているのかどうかですね。
保温は節電にはなりません
実は保温をしておくことは節電にはなりません。
もちろん微々たる金額ですので、保温にしている方が多少高くても良い、という方は保温がおすすめです。
また、今は保温機能を使った調理法も多く存在しますので、そんな時はおすすめです。
ただ、ご飯に限って言えば保温しておくことはとても便利なのですが、保温しておくよりも電気代が安くなる方法もあります!
こまめに炊く
実は長い時間保温をするくらいであれば、改めて炊き直した方が電気代が安くなることがあります。
大体一回ご飯を炊く時の電気代は3~5円程度。
ですのでまとめて炊いて半日保温をしておくくらいなら、こまめに炊いて炊きたてを食べる方が安上がりなんです。
ちょっとこれは意外ですよね。
年間で考えても保温をする時と百円程度しか変わらないのですが、冷蔵したくない!という方はこまめに炊くようにしてみてはいかがでしょう?
ただ、炊き方や保温時間によってはこちらの方が高くなることもありますので、あくまでも長時間保温する方向けだという事を頭に入れておいてください。
電子レンジを使おう!
ご飯は保温しておくのもいいのですが、冷蔵や冷凍しておいて電子レンジで解凍するのもおすすめです。
実は残ったご飯は保温しておくよりも、電子レンジで温め直す方が電気代が低いと言われています。
もちろん1時間や2時間程度であれば保温の方が安く済むことも多いのですが、保温は長い時間しておくことも多いはず。
半日近く保温状態にするのであれば、冷蔵庫に入れてしまった方が安上がりです。
電子レンジの種類やメーカーにもよりますが、2分間ご飯を温めたとしても電気代は1円程度です。
保温にするかどうか迷った時は、この電子レンジの値段も考えてみるといいですね。
保温機能はうまく使って無駄のない生活を!
炊飯器の保温機能はとても便利で、物によっては温度管理も自由自在にできるものもあります。
ただ、あなたが節電を気にしているのなら、ご飯を保温する時は電子レンジを使う方がおすすめです。
調理などでうまく保温機能を使いながら無駄なく利用してみてくださいね!