SNTPとNTPについて知ってる?違いについても知りたい!

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プログラムやパソコンに強い方は、SNTPとNTPという単語を聞いたことはありますか?

あまり詳しくない方にとっては、何のことなのか分からないという方も多いですよね。

でもこのSNTPとNTPは、とても大切な機能なんですよ!

ただ似たような機能なのですが、その違いはなんとなく知っている方にとっては分かりにくいかもしれません。

一体SNTPとNTPはどんな違いがあるのでしょう?

今回は、そんなSNTPとNTPについてと、その違いについてご紹介しましょう!

知らなかったという方も、ぜひ2つの機能と違いについて、覚えてみてくださいね。

SNTPとNTP、それぞれ機能と違いについて

それでは早速SNTPとNTPの機能についてご紹介しましょう。

最後に2つの違いについてもご紹介しますよ!

SNTP

ではまずSNTPについてご紹介しましょう!

SNTPとは一体何のことなのでしょうか?

そもそもSNTPは「Simple Network Time Protocol」の略です。

名前にTimeとある通り、時間に関する機能で「ネットワーク上の時計を合わせる為の手順の取り決め」という意味です。

つまりネットワークに接続されている機器の、時計を合わせる物という事です。

普通の時計でも、気づくと正確な時刻からずれていることはありませんか?

時計というものは例えネットワーク上であっても、放っておくとずれてしまう事があります。

それをネットワークを通して直してくれるものです。

手動でもいいのでは、と思うかもしれませんが、手間がかかるうえ、手動の場合は正確ではありません。

ネットワークを経由し、自動的に時刻を合わせることで、手間もかからず、しかも正確な時刻に合わせることができるんです。

ただ、この時計の修正は正確な時刻を知れるから、というためだけではありません。

ずれることで、データの送受信や通信記録をやり取りする機器同士で、時刻が一致しないことになりますよね。

そうなると管理や分析も不可能となります。

こういった事を防ぐためにも、必要なものなんです。

方法は一つのサーバーから、時刻情報を取り入れて同化させます。

また名前に「Simple」とあるように、時刻を合わせるため、同化することにのみ特化したものです。

NTP

ではNTPとは何のことなのでしょう?

NTPもSNTPと同じように「デジタル機器の時刻を合わせる」ためのものです。

このNTPは「Network Time Protocol」となります。

SNTPとの違いは「Simple」が付いているかどうか、ですよね。

先ほどご紹介したSNTPは、シンプルな時刻を合わせる機能の事でした。

NTPも時刻を合わせるものなのですが、一つのサイトから合わせるのではなく、16の断層を経て時刻を合わせています。

まず、電子時計やGPS等、正確な時刻を表示している物をNTPでは参照しています。

その時刻を参考に、ストラタムと呼ばれるサーバーの断層を16通って、各パソコンなどの時間を合わせています。

それぞれの断層に1~16までの数字がふられており、この数字が小さいほど時刻は正確で、断層に存在するサーバーの数も少ないです。

このサーバーは国立天文台等がその対象サーバーとなります!

実はこのNTPはSNTPと互換性があり、NTPのサーバーを使ってSNTPは時刻を合わせることが可能です。

SNTPとNTPの違い

SNTPとNTPについてご紹介しましたが、最後にこの二つの違いについてまとめてみましょう!

SNTPはNTPの簡易版とも言える、デジタル機器の時計を合わせる機能。

NTPのサーバーなど一つのサーバーを参考にして、正確な時刻を合わせるの為の「同化」に特化しています。

NTPはSNTPよりも性能の高い、デジタル機器の時計を合わせる機能です。

NTP自身の、ストラタムと呼ばれる1~16までの数字がついた断層のサーバーを使い、かなり正確に時間を合わせることができます。

どちらも時刻を合わせるという意味では同じなのですが、細かく見ると少し違いがありましたね。

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デジタル機器には不可欠な機能でした

デジタル機器の時計は、あまり気にしていないという方も多いかもしれませんが、実際はかなり大切なものです。

だからこそSNTPとNTPがとても大切な機能なんですね。

この微妙な違いを知って、デジタル機器の時刻を合わせてくださいね!

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