さくらんぼの旬の時期とは?品種や楽しみ方などご紹介。

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さくらんぼといえば、代表品種の”佐藤錦”を思い浮かべる方も多いのではと思います。

甘酸っぱくて美味しいさくらんぼは、贈答品としても人気がありますね。

さくらんぼの旬は品種によってもまちまちですので、時期によって様々なさくらんぼが楽しめます。

また旬の時期の楽しみとして、さくらんぼ狩りも人気です。

では、さくらんぼの品種ごとの旬の時期と、楽しみ方について見ていきましょう。

さくらんぼとは桜の実

さくらんぼは桜の実の事で、桜ん坊が短くなってそう呼ばれるようになりました。

本来は桜桃(おうとう)といわれます。

花を楽しむ桜は大きな実は付けません。

さくらんぼが生るのは実桜と言われる品種です。

品種数は非常に多く1000種以上あり、日本ではヨーロッパ系の品種が多く栽培されています。

佐藤錦も明治時代に持ち込まれた、ヨーロッパのナポレオンという品種を掛け合わせて作られています。

国内の主な生産地は山形県で、全体の収穫量の7割以上を占めています。

他には北海道、青森県などが主な産地です。

世界的にはトルコ、アメリカ合衆国、イランで生産されています。

実が大きくて赤黒いアメリカンチェリーは、アメリカからの輸入です。

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さくらんぼの品種と旬の時期

たくさんある品種の中でも、よく見かける品種のものをいくつか取り上げてみましょう。

●佐藤錦

さくらんぼの代表品種で、日本での生産量の7割以上を佐藤錦が占めています。

先ほども取り上げましたが、ナポレオンと黄玉を交配して作られました。

酸味と甘みのバランスが良く美味しいので”赤い宝石”と言われています。

旬は6月中旬〜下旬にかけての時期です。

●紅秀峰

糖度が高く実はしっかりとして大きめです。

さくらんぼが実をつけるのに受粉木が必要ですが、紅秀峰は佐藤錦とも相性が良くたくさん実をつけます。

旬は佐藤錦の後の6月下旬から7月上旬です。

日持ちも良いので贈答にも向いており、お中元の時期にはぴったりですね。

●高砂
早生種で6月上旬に旬を迎えます。早いと5月下旬から出始めます。

アメリカ産の品種で英名はロックポートピガロー。こちらも佐藤錦の受粉木として栽培されています。

果実はあっさりとした甘みと酸味があり、果汁が多いのが特徴です。

色はやや明るめのものが、店頭ではよく見られます。

さくらんぼの選び方と楽しみ方

さくらんぼを購入するときは、皮にハリがあり傷のないものを選びましょう。

さくらんぼは追熟しないので、色が赤くツヤのあるものが熟していて食べごろです。

軸も部分が緑でしっかりしているものは新鮮です。

変色していたり、しなびているものは鮮度が落ちています。

さくらんぼは保存がきかないので、なるべく早く食べましょう。

保存する場合は新聞紙で包み冷暗所で保存します。

冷蔵庫の野菜室でも可能ですが、長時間の冷蔵は向いていません。

たくさんで食べきれない場合は、冷凍してシャーベット状になったさくらんぼを楽しむこともできます。

またはジャムやゼリーなど、お菓子で楽しむこともできます。

チェリー酒も長期間楽しめておすすめです。

旬の楽しみとして、関東以北ならさくらんぼ狩りもあります。

ツアーなどもありますから気軽に楽しめますね。

さくらんぼの健康効果

小さくて可愛らしいさくらんぼですが、実はミネラルやポリフェノールが豊富に含まれています。

赤い色素のアントシアニンには眼精疲労やアンチエイジングに良いそうです。

他には鉄分による貧血の改善や、カリウムによる高血圧の予防の効果が期待できます。

美味しいさくらんぼを楽しみながら、健康効果も得られるのは一石二鳥ですね。

旬の時期には是非、美味しいさくらんぼを楽しんでみてください。

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