おにぎりについて、簡単な英語で説明してみよう
おにぎりは日本のファストフード的な食べ物ですね。
英語ではrice ballと言います。
持ち運びが手軽で片手で食べられますから、お弁当には定番ですね。
コンビニに行けば、定番の具材のおにぎりからシーズン限定のものなど、本当にいろいろな種類のおにぎりが販売されています。
お弁当屋さんでも、様々な種類や形のものがあります。
外国人の旅行者には一度は食べてもらいたいものですが、具材や作り方なども英語で説明できたらいいですよね。
折角ですから、説明しながら一緒におにぎりを作ってみるのはいかがでしょうか。
以下に簡単な英語表現での、おにぎりの説明をご紹介します。
おにぎりと具を説明してみましょう
先ほども触れましたが、おにぎりは英語でrice ball(ライスボール)です。
そのまんまですね。
おにぎりの形は三角形が多いでしょうか。
三角おにぎりはtriangular rice ball、俵型はround rice ballです。
海苔はdry sea weed、海苔で巻いてあるはwrapped in dry sea weedです。
おにぎりの中には具を入れますが、この具はfilling(フィリング)と言います。
メジャーな具は梅、鮭、かつお節、昆布、たらこ、ツナマヨなどでしょうか。
梅
pickled plum
鮭
salmon
かつお節
bonito flakes
昆布
kelp
たらこ
cod roe
ツナマヨ
tuna and mayonnaise
おにぎりの具はいろいろな種類があります。
肉や魚、野菜などのメインの素材と味付けを説明することで、イメージが伝わり易くなるのではないでしょうか。
それから、おこわやドライカレーなどの味付けされたご飯のおにぎりもありますね。
おこわはrice with beansや rice with vegetables など、ご飯+具材で説明できます。
カレーはcurry、そのままです。
おにぎりの歴史
おにぎりの歴史はかなり古く、弥生時代後期の遺跡からは人の手で握られた跡がある炭化した米が出土しています。
何かに包まれた、ちまきのような食べ物だったとのことです。
直接の起源は平安時代の頓食とされ、戦国時代には兵士たちの携帯食だったとか。
海苔を巻くようになったのは、江戸時代中頃からのようです。
おにぎりは弥生時代から存在していました。
Rice balls have been around since the Yayoi period (300 BCE-250 CE).
平安時代には屋外用の携行食として食されており、頓食と呼ばれていました。
In the Heian period, rice balls called Tonjiki, were eaten as outdoor picnic lunch.
おにぎりの作り方
おにぎりについて知識が深まったところで、実際に作ってみましょう。
今回は手がベタベタにならないように、サランラップで包みながら作る方法をご紹介します。
お米の種類は、海外の場合はshort grainを使うようにしてくださいね。
”おにぎりの作り方”
How to make Onigiri
●材料
Ingredients
ご飯
cooked rice (short grain)
具材
filling
海苔
sea weed
●作り方
Instructions
⑴茶碗にラップを敷きご飯を入れます
Place cling wrap in a rice bowl and put some rice on it.
⑵ラップで包むように形を作り、真ん中にくぼみを作ります
Wrap with cling wrap and shape the rice into a triangle, then make a dimple in the middle.
⑶くぼみに具を入れ、上を塞ぎます
Put some filling and close the dimple.
⑷形を整えて、お好みで海苔を巻きます
Reshape and wrap with a sheet of dry seaweed if you like.
具材は外国人の方に食べやすいものに、ツナマヨや鳥の照り焼きがありますが、折角ですので王道の梅干しやかつお節にトライしてみるのはいかがでしょうか。
コンビニでいろいろ味比べをするのも良いですが、実際に作るのは外国人の方にはとても貴重な体験になることでしょう。
もしかしたら帰国後にご自身でおにぎりを作って、周りの人と楽しむ事があるかもしれませんね。