オーブンとトースターの具体的な違いが知りたい!グラタンはどちらで焼くのが良いのかもご紹介!
ご家庭でよく使用する器具でもあるオーブンとトースター。
毎朝使えるトースターに、お菓子作りに欠かせないオーブンはどちらもご家庭の必需品と言えるかもしれません。
でもこの二つ、意外と似た機能を持っていますよね。
なんとなく違いはわかるけれど、もっと具体的な違いって一体何なのでしょうか?
また、この二つがある時に迷うのがグラタン!
最終的に焼く時、どちらでも対応することができますよね。
でもよりグラタンにおすすめなのは、どちらなのでしょう?
そこで今回は、そんなオーブンとトースターの違い、そしてグラタンにより適した方についてご紹介します!
ぜひ参考にしてくださいね。
オーブンとトースターの違いって?
それではまずオーブンとトースターの違いについてご紹介しましょう!
一体具体的にはどんな違いがあるのでしょうか?
名前の意味
まずはそれぞれの名前に注目してみましょう。
オーブン(Oven)、という言葉は「釜」という意味があります。
食品を温めるための器具の事を差します。
ではトースターはどうでしょうか?
トースター(Toaster)は「トーストする物」という意味。
トースト(Toast)が語源でその意味は「きつね色に焼く、またはきつね色にあぶる」と言った意味です。
似ているようですが微妙に違いますよね。
実はこの違いが、そのまま役割の違いとも言えるんです。
役割
オーブンの場合、釜という意味を持つだけのことはあり、食品の中心にまでしっかり火を通すことができます。
その仕組みなのですが、オーブンには予熱機能がありますよね。
こういった機能があることからも分かるように「オーブン内の温度を上げて食品に火を通す」という事ができます!
ですので赤外線と言った熱を直接当てるわけではありません。
熱風を利用してオーブン内を熱くし、食品に火を通しています。
長時間調理が可能なのもこちらです!
ではトースターはどうでしょう?
トースターはその名の通り「きつね色に焦げ目をつけたい」という時に使われます。
基本的には「食パンを焼くための物」として使われているようです。
大きな違いは、直接熱を食品に当てるかどうかです。
こうすることで焦げ目が付きやすい状態となります。
オーブンでもある程度焦げ目は付きますが、トースターの方がより早く焦げ目をつけることができます。
ただ、長く入れていると焦げ目が真っ黒になりますので注意が必要です。
こういった理由から、長時間調理には向いていません。
トースターでも食品に火は通せますが、長時間調理すると焦げすぎてしまうので、中まで火を通したい物に使う時は工夫が必要です。
温度調節
また温度調節に関しても違いがあります。
使ったことがおありの方はご存知かと思いますが、オーブンでは温度調節が可能です。
むしろこの温度調節があるおかげで、様々な食品を適した温度で焼くことができるんです。
反対にトースターは焦げ目に特化したものなので、温度調節は基本的にできません。
ただ、使う物によっては差がありますので注意してください、
グラタンにはどっちが向いてる?
ではオーブンがいいのかトースターがいいのか迷ってしまうグラタンですが、どちらの方がより向いているのでしょう?
基本的にはトースター
グラタンの場合、中身のホワイトソースや具などは煮込んですでに熱が入っている場合が多いですよね。
ですので中身に火を通すことは、そんなに重要な事ではありません。
チーズやパン粉などに焦げ目をつけるのがポイントです。
ですのでグラタンの最後の仕上げは、基本的にトースターを使って行います。
きつね色の美味しそうな色合いに仕上げてくれるはずですよ!
中まで火を通したい時はオーブンもあり
ただし、残ったグラタンを冷蔵庫で冷やしていた場合など、中まで火を通したい時はオーブンを使うのも手ですね。
こういった時、いきなりトースターで焼いてしまうと、中は冷たいまま表面だけが焦げていることもあります。
オーブンでも焼き色がつかないという事はないので、180度のオーブンで焼くといいですよ!
それぞれの特性をよく理解して使い分けよう!
食品の中心までしっかりと火を通すオーブンと、焦げ目をつけるトースター。
どちらも美味しい料理を作るためには、やっぱり欠かせないアイテムです。
ぜひこういった違いを覚えておいて、料理に応じて使い分けてみてくださいね!