入学祝いのお返しを手紙でしたい!お返し用の例文が知りたい!
新しい学校へと入学する時、何かといただくのが入学祝いですよね。
本来、収入のない子供の入学祝いには、お返しは返さなくても良いとされています。
ただ、現在ではそういった訳にはいきませんよね。
最低でもお返しとして手紙だけは、送っておきたいところです。
とはいえ、手紙を送るにも例文がないとなかなか書くのは難しいかもしれません。
そこで今回は、そんな入学祝いのお返しとして送る手紙の例文をご紹介しましょう!
今回の例文を参考にして、手紙を送ってみてくださいね!
入学祝いのお返しに贈る、手紙の例文
それでは早速、例文をご紹介しましょう。
とても基本的な例をご紹介しますので、参考にしてくださいね!
例(両親が手紙を書く場合)
春の日差しが心地よく感じるようになりましたが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは○○の入学祝に図書券をいただきましてありがとうございます。
お心遣いに感謝しております。
早速新しい参考書などを購入させていただきました。
新しい学校でもしっかりと勉強ができるように準備をしているようです。
入学まであと少しと迫ってまいりましたが、本人だけではなく、私達夫婦までなんだか緊張しております。
それと同時にわくわくとした気持ちもあり、今から桜の季節を心待ちにしております。
体を壊しやすい季節です。
どうぞお体にはご自愛くださいませ。
お礼まで。
○○(家族全員分の署名 父→母→子供の順で書きます)
ポイント
・前略は基本的に使わない
祖父や祖母など親しい間柄なら良いのですが、目上の方への手紙に前略は失礼にあたります。
必ず季節の言葉を頭に入れましょう。
上記以外では
「春の便りが効かれるようになりましたが、お変りはありませんか」
「日増しに暖かくなっておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか」
「すっかり春らしくなり暖かくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?」
などでもかまいません。
・子供がどうしているのがを書きます
「学校へ行く準備をしている」「もらった物を嬉しそうに使っている」等子供がそれをもらってどうしているのかを書きましょう。
それでは次に、本人が例文を書く場合についてご紹介しましょう。
例文(本人が書く場合)
長い間ご無沙汰しておりますが、お変わりありませんか?
先日は入学祝いをいただきまして、ありがとうございます。
頂いた図書券で、早速参考書などを購入しました。
これで新しい学校でも、しっかりと授業について行くことができます。
どうもありがとうございました。
今までは受験でなかなかお会いできませんでしたが、今度の休みにはそちらに遊びに行きたいと思っています。
その時には、直接入学祝いのお礼をさせてくださいね。
まだまだ体調の崩しやすい時期です、お体にはどうぞご自愛ください。
両親もくれぐれもよろしくと申しておりました。
ありがとうございました。
○○(本人の名前を書きます)
ポイント
・両親の手紙よりもくだけた文章でもかまいません
お子さんですので、ご両親が出す物よりも多少くだけた表現でもかまいません。
こちらの文章は親戚宛てをイメージしています。
近しい祖父や祖母への手紙なら、もっとくだけでも良いと思います。
反対に両親の知り合いなら、遊びに行くという文章を消してしまっても構いません。
・写真などを入れるのもOK!
例文で言うのなら、図書券で買った参考書を写真に撮ったりするのも良いですね。
他にも頂いたものを身につけた写真を同封するのもおすすめです。
相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら写真を撮ってみましょう。
共通マナー
それでは最後に、共通するマナーを少しご紹介しましょう!
・手紙だけならすぐにお返事を
お祝い返しの品を一緒に贈るのなら、頂いてから一週間程度で送るのがマナーですが、手紙だけの場合はすぐに送りましょう。
・ペンは黒
書くのは黒の万年筆かボールペンを使ってください。
ただし、万年筆は紺など黒に近いブルーでもかまいません。
・縦書きで
こういった手紙は横書きではなく、縦書きで対応するようにしましょう!
便せんにも気をつけてくださいね。
正しい文章でお礼の手紙を書こう!
お礼の手紙の文章は、感謝の気持ちを伝える大切なもの。
ぜひ今回の文章を参考にして、失礼のないように手紙を出してみてくださいね!