茄子の栽培は難しくない!基本的な育て方や剪定、肥料等のコツについてもご紹介します!
夏野菜として有名な茄子!
水分豊富で、まさに夏にぴったりの野菜です。
そんな茄子を自宅で栽培してみませんか?
栽培と聞くと難しそうですが、剪定や肥料と言った育て方のコツをきちんと知っていれば難しいものではありません!
畑がなくても、鉢で育てることもできます。
今回は剪定や肥料等、重要な事をしっかりと押さえた、茄子の育て方をご紹介します。
長く楽しみたいなら、しっかりと今回の記事を参考に剪定や肥料作りを行い、おいしいナスを栽培してくださいね!
茄子の栽培方法!基本的な育て方
それでは早速茄子の栽培方法をご紹介しましょう!
苗選び
初心者の方は、種ではなく苗を選びましょう。
選び方のコツは節の太いものを選ぶことです。
鉢と土
鉢はできるだけ大きいものお勧めします。
深くて大きい30リットルほどのプランターであれば、2株育てることができます。
土は売られている野菜用の土を使えば問題ありません。
植え方
植える時期は4月上旬から6月上旬ごろです。
まずはプランターや鉢に鉢底石を底が隠れるほど入れ、鉢の2~3cmほど下まで土を入れて平らにならしましょう。
苗をその上から仮置きして植える場所を決めます。
複数植える場合は30cmほど離しておきましょう。
根鉢がすっぽりと入るだけ穴を掘り、底へポットから外した苗を入れましょう。
周りの土を寄せて植えつけたら、鉢から水が出てくるくらいまで、しっかり水をあげましょう。
支柱を立てましょう
植えつけたらすぐに支柱を立てます。
苗から少し離した場所に支柱を立てて、紐等で苗の茎の部分と支柱を8の字になるようにゆるく結びましょう。
最初は一本で構いませんが、花が咲いて着果したら支柱を組みます。
何本か立てて、がっしりと組み立てるようにしましょう。
水やり
茄子は水をたっぷり与えます。
土が乾いたら、鉢からの下から水が出るまで水をあげましょう。
特に植えつけ後1~2週間は乾燥に注意してください。
腋芽を取ります
花が咲いたら一番最初に咲いた花の2つ下まで残し、それ以外の腋芽を取り除きましょう。
こうすることで効率よく栄養が行きわたります。
誘引
支柱と紐を使って誘引します。
こうすることで病気やトラブルを回避することができます。
収穫
茄子の種類によって収穫の時期が違いますが、基本的な中長茄子の場合は10cmから15cm程で収穫します。
あまり大きくならないうちに取ることが重要で、こうすることで株を疲れさせません。
定期的な収穫を心がければ、秋までおいしいナスが楽しめます!
茄子の栽培には剪定が必須!
茄子にもう一つ必須な事が剪定。
特に株を疲れさせないためにも7月下旬~8月上旬頃に更新剪定がすることがとても大切。
方法
1、まずはそれぞれの枝の3分の1から半分を切ります。
元気な脇芽が出始めている先で切りましょう。
2、株元から30cmほど離れたところにシャベル等を付き立てて根切りします。
3、根切りした隙間から肥料を入れましょう。
1立方メートルに対し30gが目安です。
こうしておくことで、茄子を秋まで楽しむことができます。
初心者の方には勇気がいりますが、必ず行うようにしてください。
肥料はどうすればいい?
茄子に重要なのは肥料です。
最初に買う土の中にも肥料は入っていますが、追肥する必要があります。
植えつけから2週間で一回、その後も2週間に1回肥料をやり、そして足りない時にも追肥しましょう。
肥料が必要な時
2週間に一回は必要ですが、それ以外にも肥料が足りていない時はあげるようにしましょう。
肥料が足りているか足りていないかは、花の中心にあるめしべとおしべを見ましょう。
白くて長いめしべが周りを囲む黄色のおしべよりも小さく、埋もれていると肥料が足りていません。
肥料のやり方
簡単なのはばらまくタイプの科学肥料を使う事です。
土1リットルに対して1gの肥料が必要です。
苗から少し離した所に肥料をまき、土の表面を軽くならしましょう。
追肥をしたら水やりを
ばらまくタイプの科学肥料は水にとけますので、追肥したら肥料を与えるようにしましょう!
茄子の栽培を自宅でもやってみよう!
茄子は水と肥料、そして定期的な収穫と剪定をしっかりしておけば長く楽しむことができる野菜。
ぜひあなたもチャレンジしてくださいね!