耳コピをするためのコツとは?ピアノで出来る耳コピのポイント!
聞くだけでどの音なのかを判断し、楽譜などに書き起こすこともできる耳コピ。
ただ、絶対音感がないと出来ないことだと思ってしまいがちですよね。
実はこういった耳コピはちょっとしたコツを知っていれば、絶対音感がなくても大丈夫!
ピアノなどを使う事で、耳コピができるようになるんですよ。
でもピアノを使って耳コピができるようになるコツって、一体どんな事なのでしょう?
そこで今回は、耳コピをしたいという方におすすめの、ピアノを使ったコツをご紹介しましょう!
ピアノ以外の楽器をやってみたいという方にもお勧めなので、ぜひ一度目を通してみてください。
耳コピのコツって?ピアノを使った方法!
それでは早速、ピアノを使った耳コピのコツについてご紹介しましょう!
一体どんな方法なのでしょうか?
すぐにできるものではないことを知っておこう
まずはじめにお伝えしておきたいのは、コツを使っても一からの習得には時間がかかることです。
耳コピをする時、聞いただけで音がすぐ分かると言った絶対音感は必ずしも必要ではありません。
ただ、その分時間はかかると思います。
「実は絶対音感を持っていた」という方は意外とすぐ出来るかもしれませんが、そうでない方は時間がかかります。
その代わり、時間さえかければ耳コピができるようになります。
最初は大変ですが、慣れると出来るようになりますので焦らずやっていきましょう。
1、曲の一部始めよう!
耳コピ初心者の方は、自分の好きな曲を丸々耳コピするというのはなかなか難しいです。
まずは、好きな曲の一部だけを抜き出すようにしましょう。
2、メロディをピアノで弾いてみよう!
その部分を何度も聞いて、歌いながらピアノでメロディを弾いてみましょう!
必要であればまた曲を聞いて、歌いながらメロディを探します。
難しいと思うと思いますが、それで当然なので、焦らずメロディを探してみましょう。
最初は無理だと思っても、何度も聞いてから弾くと言った事を繰り返すうちに、音が分かるようになってきます。
3、コードを弾いてみよう!
次にコピーしたいのがコードです。
コードというのは和音の事です。
3つ以上の音を一緒に鳴らすことですが、曲というのはこのコードを多用して作られていることが多いです。
メロディができたらこのコードを耳コピしましょう。
初心者の方でも、ピアノは比較的分かりやすいので大丈夫ですよ!
・ルート音を探せ!
コードを耳コピといっても三つ全ての音を探すのは初心者の方にはとても大変です。
ただコードはどの音を組み合わせるのかが決まっているので、ヒントは探しやすいです。
この時ポイントとなるのが「ルート音」です。
ルート音とは「和音の中で一番低い音」の事を差します。
例えばCというコードがありますが、この時に使われる音はド、ミ、ソの3音です。
一番低い音はドなのでルート音はドとなります。
このルート音が分かれば、範囲は絞られてきます。
例えばドがルート音になるものはCと名前の付くコードとなります。
まずは基本となるCのコードで弾いてみて、音が違うと思ったらCmやC7などと言った別のCと名前が付くコードで試してみましょう。
4、曲の流れを理解しよう!
コードまで耳コピができたら、サビ以外の部分も同じように耳コピし、一曲の流れを理解しましょう。
多用されているコードや転調する場所なども分かるようになります。
これを知っておくと、楽譜にもおこしやすくなり、弾きやすくなりますよ!
またこれを知っておくと、自分で曲を作る時などにも役立ちます。
5、一曲を弾けるようにしよう!
ここまでの間で、かなり多くの回数曲を聞いたことになると思います。
その中で今までは気付かなかった、細かい休符や音の長さまで気付くこともあると思います。
そういったところまでしっかりと聞き取れるようになったら、耳コピの腕はかなり上達しています。
その上で今度はフレーズを意識して、一曲弾いてみるようにしましょう。
最初は難しいと思いますが、慣れてきたら完コピができるように頑張ってみてくださいね!
時間をかけて耳を慣らそう!
一見難しそうな耳コピのコツですが、実際やってみると自然と音が分かるようになってきます。
時間はかかると思いますが、諦めなければきっと耳コピができるようになるはず。
是非ご紹介したコツを使って、あなたも耳コピができるように頑張ってみてくださいね!