耳コピができるようになるコツってどうするの?~ギター編~
世の中には聞くだけでその音をギターなどで弾くことができる人たちがいます。
いわゆる耳コピというやつですが、どうしてわかるのかちょっと不思議ですよね。
絶対音感という物が大きく関係していそうですが、実は絶対音感がなくても耳コピは出来るんです!
ちょっとしたコツを知っていれば、耳コピができるようになるんですが、一体どんなコツなのでしょうか?
そこで今回は、耳コピをしてギターが弾けるようになりたい方の為に、そのコツについてご紹介しましょう!
ギターを少し弾けるのであれば初心者の方でも大丈夫なので、ぜひ参考にしてくださいね!
音楽を耳コピしよう!その為のコツとは?~ギター編~
それでは早速、耳コピをするための方法についてご紹介しましょう!
一体どうすればいいのでしょうか?
ギターを少しでも弾けるという前提でご紹介しますので、全くギターを弾けないという方は、まずはギターを練習しましょう。
すぐにはマスターできません
最初に知っていてほしいのは、どんなコツを使っても時間はかかるという事です。
やはり音を分かるようになるというのは時間がかかる物です。
ご紹介するコツを毎日コツコツやることで分かるようになる物だと覚えておきましょう。
では次の項目よりそのコツをご紹介しましょう。
1、まずは曲の抜き出し
初心者の方が、いきなり一曲丸々を耳コピしようと思うのは無謀です。
例えば好きな歌のサビの部分だけなど、曲の一部を抜きだす作業を行いましょう。
2、抜き出した部分をとにかく聞き、歌います
大切なのは、抜き出した部分を何度も聞くことです。
ギターの場合、最初のうちは聞き慣れていないと必要な音を見つけるのは難しいと思います。
しかし何度も聞いていると段々ギターの音だけを抜き出して聞けるようになりますよ!
イヤホンで聞くようにすると比較的分かりやすいです。
必要な部分を正確に聞く能力を鍛えましょう。
・ポイント
ギターの音を聞き分けられるようになったら、以下のポイントを注意してみましょう。
「和音か短音か」「どの弦を使っているのか」「音の長さ」「ピッキングの強さ」です。
これを一度で聞き取れなくてもいいので、正確に聞き取れたら大成功です!
3、実際に弾く~短音編~
聞き取った音は、あなたの中に残っていると思います。
それを再現するように、自分が思う音で弾いてみましょう。
間違っても構いません、この音かなと思う音で弾けばOKです。
もしぜんぜんわからない場合や、音に自信がなくなってきた場合は、もう一度曲を聴き込みましょう。
・音はあっていても弾きにくい場合
そういった時は弦が違うのかもしれません。
隣同士の弦の場合、音を聞くだけでどちらの弦を使うと言った見極めは、初心者には難しいと思います。
ですので弾いていて、音は合っているのに弾きにくさに感じたら隣の弦に答えがあるのかもしれませんね。
この見分け方も、慣れてくると次の音との関係などで、自然と理解ができるようになりますよ!
4、実際に弾く~コード編~
短音ではなく、コードを耳コピしたい場合もあると思います。
そういう時に肝心なのは「ルート音」です。
コードとは2つ以上の音を一緒に鳴らすこと、つまり和音ですよね。
でも短音として聞くと、該当する音があるはず、これが「ルート音」です。
これを聞きながら探しましょう。
・ルート音を基準にコードを照らし合わせよう
例えばルート音が「C」の音だった場合、まずは基本のCコードを押さえましょう。
同じ音の場合はその音が正解の音となります。
違う場合は「Cを使った他の和音」という事になりますので、該当する音を照らし合わせてみましょう。
・コード理論を押さえておこう!
コードを耳コピする時に役立つのが「コード理論」です。
必要最低限のコードをいくつか覚えておくという事ですが、これをしておくとかなり耳コピにも有利です。
いきなり耳コピに走ってしまうと、和音の仕組みを理解しながら覚えるという事になります。
かなり時間もかかり非効率ですので、まずはコード理論をかじる程度に覚えておきましょう!
毎日耳コピの練習をしよう!
耳コピは一日二日で出来るものではありません。
ただ必ずできるようにはなります。
絶対音感があるかないかで速さは変わることもあるとは思いますが、耳コピをしたい方は諦めずにチャレンジしてくださいね!