これって更年期障害?詳しい症状と対策法が知りたい!
更年期障害という名前を聞いたことはありますか?
ホルモンバランスの変化によって様々な症状が出る症候群の名前です。
でも一体どんな症状が出るのでしょうか?
そしてどのようにその対策をすればよいのでしょう?
今回はそんな更年期障害の症状とその対策についてご紹介しましょう。
更年期障害は思っているよりも辛いものです。
ですので、しっかりと対策を打つようにしておきましょう。
更年期障害の症状って?
それでは早速、更年期障害の症状についてご紹介しましょう。
自律神経失調症
更年期障害は自律神経失調症の一つです。
自律神経失調症は体のオンとオフのスイッチがうまく切り替え出来ない事を言います。
例えば、「不眠」がその代表例です。
眠れないのは、体のスイッチをオフにすることができないために起こります。
これがうまくできないことで「肩こり」や「疲れ」がでやすい状態になります。
「動悸」や「息切れ」といった症状もなり、息苦しさを伴う事もあります。
また、うまく体を休めることができないので、「イライラ」といった精神的な症状が出ることもあります。
頭痛
もともと頭痛持ちという方は多いと思うのですが、更年期障害になると原因が変わることがあります。
脳の血管が収縮したり痙攣したりすることで起こると言われており、あまりひどい場合は病院で診察してもらう事をお勧めします。
ほてり・発汗
更年期障害の代表的な症状といえるかもしれませんね。
「ホットフラッシュ」ともよばれ、これも自律神経の乱れが関係しています。
急な発汗や顔のほてりは、血管の収縮、拡張がうまくできないことでおこります。
腹痛・腰痛
閉経後骨粗しょう症と関係している場合もあります。
これは更年期からよく見られる症状の一つで、酷い場合は医師に相談しましょう。
鬱
精神的な症状の一つとして、ひどい場合には鬱の症状が出てくる場合も。
更年期による鬱なのかどうかは、専門家の判断が必要です。
なにを見ても感動できない、気持がふさぐ、という時は専門医へご相談を。
めまい
更年期障害では、めまいがおこることもあります。
立ち上がる等といった行為を急にすると、一気に血の気が引いて真っ暗になるといった症状です。
そうなったときはゆっくりと横になる必要があります。
更年期障害以外でおこることもありますので、繰り返し起こるようなら医師に相談してください。
これらの症状が、日常生活をきたすレベルだと更年期障害です
実はこれらの症状は「更年期」と言って、一定の年齢になると誰しもが通る症状のひとつです。
ただ、これらの症状が日常生活に支障を及ぼすレベルになると、「更年期障害」と呼ばれます。
とても辛い症状が出るんだという事を、分かっていただけたでしょうか?
更年期障害はどう対策すればいい?
それでは、更年期障害にならないためには、どう対策すればよいのでしょうか?
環境的要因の排除
実は更年期障害になる方は、全体の2~3割程度と言われています。
なぜ出る人とでない人がいるのかというと、環境的要因が大きく関係しています。
つまり、その方の家庭や職場で大きな問題があることが原因となっています。
そのことから自律神経が崩れやすい状態になり、更年期障害になりやすい状態になっているという事です。
その環境から離れることも、自分の体を守るためには必要かもしれませんね。
心理的要因の排除
またその人の性格によっても違います。
物事を深刻にとらえ過ぎる方は、更年期障害になりやすいといえます。
性格を変えるのは難しいですが、あまり考えすぎないようにしましょう。
身体的要因の排除
血のめぐりが悪いと、自律神経失調症になりやすいと言われています。
また不規則な生活もNG。
日ごろから適度に体を動かしたりして、自立神経失調症になりにくい体を目指しましょう!
頑張りすぎないことが大切です
まじめに一生懸命というのは、とても素晴らしいことなのですが、それが過ぎると倒れてしまいます。
更年期の症状が現れ出したら、少し肩の力を抜いてみてください。
また、助けが必要な時は家族でも医師でも誰かに必ず頼るようにしてください。
それが更年期障害にならないために、大切な事です。
無理せず周りにも理解を求めながら付き合っていきましょう
更年期という症状は、誰にでも訪れる物。
でもそれをより重くしてしまうかどうかは、あなた次第です。
無理をしすぎず、うまく付き合って行くようにしましょう。