片栗粉の代用品として、小麦粉が使えるのかどうかが知りたい!
毎日は使わなくても、ちょっとした時に使う片栗粉。
片栗粉ならではの大きな役割は、なんといってもとろみをつけること。
ほかのものではなかなか代用できないような気がしますよね。
でも同じような粉の物として小麦粉がありますよね。
この小麦粉で、なんとか片栗粉の代用ができないものでしょうか?
そこで今回は、片栗粉を小麦粉で代用する方法についてご紹介しましょう。
ぜひ片栗粉を切らした時、使ってみてくださいね!
片栗粉の代用品は小麦粉でも大丈夫?
それでは早速、片栗粉の代用が小麦粉でもできるのかどうかについてご紹介しましょう!
小麦粉は片栗粉の代用品になる!
実は小麦粉で片栗粉の代用ができます。
ただ使われ方が微妙に違うので、なんでかできないような気がしますよね。
一体なぜ可能なのかについてご紹介していきましょう!
片栗粉と小麦粉の共通点
まず片栗粉が何からできているのかという事が重要です。
片栗粉は基本的に「カタクリ」と呼ばれる植物の根を原料としています。
根からはでんぷんがとれ、これがとろみをつけるもとです。
最近では数の少ないカタクリよりも、ジャガイモから取ったでんぷんが主に使われているそうです。
このでんぷんが非常に大切だという事ですね。
小麦粉の場合は、その名のとおり、小麦を使って作られています。
原料には大きな違いがありますが、小麦粉には小麦のでんぷんも含まれています。
ですので、片栗粉のようにとろみをつけることも可能なんです!
片栗粉代わりの使い方
では小麦粉を片栗粉代わりに使う方法はどうすればいいのでしょうか?
基本的には同じ
実は使い方は片栗粉と同じです。
分量も同じで、水と小麦粉の分量は1:1となります。
水に小麦粉を溶かし、とろみをつけたいものに入れてください。
色味には違いがあります
ただ、とろみは付くのですが、色味の面では違いがあります。
片栗粉の場合は基本的に、熱を通すと透明になりますよね!
しかし小麦粉の場合は若干白っぽい色合いになります。
濁った色合いになりますが、溶けていないわけではありません。
とろみ具合にも違いが
また、とろみのつき具合にも違いがあります。
片栗粉のとろみは、サラサラとした雰囲気ですよね。
さっぱりな餡を作りやすいです。
しかし小麦粉の場合はどろっとしたとろみの餡が出来上がります。
こういった違いもありますので代用として使う時は、注意したいですね。
注意事項も!
小麦粉は片栗粉とはやはり違う粉ですので、小麦粉を使う際の注意事項もあります。
小麦粉の場合は「焦げやすいこと」が注意事項です。
実は小麦粉の場合、片栗粉よりも粒子が細かいのがその理由の一つです。
また、小麦粉にはタンパク質も含まれています。
この2つの理由が片栗粉にはない焦げ付いてしまう理由です。
ただ、片栗粉の代用品としては、常備しているご家庭も多いと思いますので、使い勝手は抜群です。
コツはこまめにかき混ぜること。
目を離さず、ある程度固まったら火を消して焦げないように注意すれば大丈夫ですよ!
他にもある!片栗粉の代用品
小麦粉以外にも、使い道に困っている粉があれば、片栗粉代わりに使えるかもしれません!
コーンスターチ
こちらも片栗粉と同じ使い方で代用できます!
ただとろみが弱いこと、そして独特な味がしますので、味が合う物、または味が濃いものに入れることをお勧めします。
くず粉
くず粉も片栗粉代わりに使う事ができます!
こちらも使い方は同じなのですが「冷えると固まる」と言った特徴があります。
ですので熱いうちに食べるようにするのが良いですね。
白玉粉
こちらも同じように水に溶いて使う事ができます!
注意事項は、しっかりと水で溶くこと。
だまができやすいので、あえてそういっただまを作るような料理以外は、注意してください。
また甘味もありますので、味の濃い物へ入れるのがおすすめです!
野菜でも!
また粉だけではなく、でんぷんの入った野菜でもとろみをつけられます!
ジャガイモやレンコンをすりおろして入れるだけです。
とろみ自体は弱いのですが、ジャガイモやレンコンの風味を活かせる料理に最適ですね!
片栗粉がない時は、うまく代用しよう!
基本的に常備していることも多い小麦粉は、片栗粉の代わりにもなりました。
それ以外でも代用できる物もあるので、ぜひ試してみてくださいね!