かりんとマルメロって知ってる?その違いと薬用としての効能について知りたい!

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かりんとマルメロという植物をご存知でしょうか?

かりんはのど飴など薬用にも使われているので、名前は聞いたことがある方も多いかもしれませんね。

でもマルメロは初めて聞いたという方もいるのではないでしょうか?

実はこの二つ、見た目がよく似ているので同じものだと思われがちなのですが、本当は違いがあります。

一体どんな違いなのでしょうか?

またかりんには薬用としての使われ方もありますが、マルメロにも同じような効果があるのでしょうか?

そこで今回は、そんなかりんとマルメロの違いについてご紹介します!

薬用としての使われ方についてもご紹介しますので、参考にしてくださいね!

かりんとマルメロの違いって何?

それでは早速かりんとマルメロの違いについてご紹介しましょう!

よく似ていると言われる二つですが、どんな点に違いがあるのでしょうか?

うぶ毛の有無

丸いフォルムによく似た黄色い色のかりんとマルメロですが、実は皮に違いがあります。

まずカリンですが、こちらの皮はつるんとしていて毛は生えていません。

マルメロはよく見るとうぶ毛が生えていて、つるんとはしていません。

ただ、熟すとマルメロのうぶ毛は減少してしまうので、少し見分けがつきにくいかもしれませんね。

見た目

またフォルムの面でも違いがあります。

どちらも丸い物ですが、見比べると同じものではありません。

かりんの場合は洋ナシ型。

デコボコがある感じですね。

対してマルメロは楕円形。

より丸いフォルムなのがマルメロとなります。

身はそっくりな二つですが、花の段階から見て行くとかなり違いがあります。

かりんの花は濃紅色で、濃い色をしています。

対してマルメロの花は白を基調とした花なので、花の色だけをみると全く別物です。

また葉にも違いがあり、かりんの葉には鋸歯があるのに対し、マルメロにはありません。

種類

どちらも種類はバラ科の植物です。

しかし、かりんはカリン属、マルメロはマルメロ属といった種類の違いもあります。

原産地

また原産地にも違いがあります。

かりんは中国北部でマルメロはペルシャやトルスタンと意外に違いがあります。

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かりんとマルメロの薬用としての使われ方

では薬用としてはどのような効果があるのでしょう?

かりん

まずかりんから見て行きましょう。

かりんの効能は「利尿作用」「鎮痛作用」があるとされています。

のどあめなどによくつかわれるのは、鎮痛作用もあるからなんですね。

でもそれだけが理由ではありません。

有名な効能として「咳止め」という物もあります。

こういったことからのどあめなどにもよくつかわれています。

他にも感染症予防や改善作用、疲労回復、高血圧や動脈硬化の予防と改善、体を温める効果、便秘改善等の効果も期待できます。

マルメロ

ではマルメロはどうでしょう?

実は薬用としてはかなり似た効能を持っています。

鎮痛作用や病気の予防、高血圧・動脈硬化の予防改善、便秘改善、疲労回復等です。

もちろん咳止めという効果もありますよ。

他にも似ている部分があるの?

薬用としての二つの効能は、とてもよく似ています。

では他にも似ている部分があるのでしょうか?

生では食べられない

実はどちらも生で食べる物ではありません。

生のままでも絶対食べられないわけではありませんが、渋いうえにとても硬いので、お勧めしません。

果実酒やジャム、はちみつ漬け等にして食べることができます。

見た目

先ほど見た目の違いをご紹介しましたが、別々に見た場合もしかしたらどちらか分からないこともあるかもしれません。

同じ明るい黄色の皮なので、ぱっと見た感じはよく似ています。

混同している地域も

どちらも日本で栽培されていますが、地域によってはマルメロをかりんという名前で扱っている場合があります。

実はマルメロの別名は「西洋かりん」と言われるほどよく似ています。

こういったことから同じものとして扱われているのかもしれませんね。

ただ、種類的な違いがあるので同じものとまではいえなさそうです。

よく似ているけれどちょっと違う

かりんとマルメロはよく似た植物であることは間違いありません。

ただ、ちょっとした違いがあるという事は覚えておくといいかもしれません。

とはいえどちらを食べても健康によく美味しい食べ物なので、食べたことのない方はぜひ一度食べてみてくださいね!

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