犬が嘔吐した時に黄色や茶色の泡を吐いたけど大丈夫?そんな時の対処が知りたい!
ここ何年かで空前のペットブームとなった日本。
特に今も昔も人気なのが犬ですよね!
賢く、人にもよく懐くことから大人気です。
でも、そんな犬にトラブルがあったとき、あなたはキチンと対処ができますか?
特に嘔吐をして黄色や茶色の泡を吐くといった場合、緊急事態である場合があります。
しかしそんな時こそ冷静になる必要があります。
冷静に嘔吐した後の泡が茶色なのか黄色なのかを判断し、その場を対処しなければなりません。
そんな時の為に今回は嘔吐をして、黄色や茶色の泡が出た時の対処法をご紹介します。
しっかりと対処法を覚えておいて、すぐに対応できるように備えておきましょう。
犬が嘔吐して黄色の泡を吐いたらどう対処すればいい?
まずは嘔吐をして黄色の泡を吐いた時の対処法です。
基本的には食事に関する異変だと思ってください。
比較的黄色は緊急事態とまでは言いませんが、犬自身はとても辛いと思いますので対処するようにしてください。
空腹が続いた時
黄色の泡を吐く場合は、空腹状態が続いた時に出ると言われています。
この黄色の正体は消火液の胆汁です。
人でも空腹時に吐くと黄色の吐しゃ物が出ますが、それと同じですね。
こういった場合の対処法はシンプルで、食べさせることです。
例えば餌の時間が一日1回だけなら2回や3回にする等、空腹の時間を減らす工夫をしてあげましょう。
もし余裕があるのなら、獣医に診てもらう事をお勧めします。
体の状態を見てもらう事ができますし、適切な食事についての指導を受けることもできます。
また、複数回吐いた時は速やかに獣医に診てもらいましょう。
ご飯を食べ過ぎた時
先ほどとは逆で、ご飯を食べ過ぎても黄色の泡を吐くことがあります。
こういった場合は、ご飯をゆっくり食べられるような工夫をする、もしくは餌を見直しましょう。
ゆっくり食べるような食器や、お腹が膨れやすくなる餌もありますので、おすすめです。
こちらも複数回吐く症状がある場合は獣医に診てもらってください。
白っぽい泡が出たら
万が一白っぽい泡が出たら、こちらは緊急事態の可能性があります。
そうでない場合もあるのですが、素人判断をするにはあまりにも危険な症状です。
空腹やストレスがそもそもの原因なのですが、そこから胃捻転、もしくは胃拡張となり泡を吐いている可能性があります。
死亡する場合もありますので、急いで動物病院へ連れて行きましょう。
犬が嘔吐して、茶色の泡を吐いたらどう対処すればいい?
もし、犬が茶色の泡を吐いたという事であれば、緊急事態の可能性も十分考えられます。
とはいえパニックにならず冷静に対応するようにしてください。
まず吐瀉物がどんな状態か確認することが大切です。
ドッグフードが未消化の状態で出てきているのか、液体であるのかよく確認しましょう。
ドッグフードが出てきている場合
例えばドロドロとした消化されきっていないものであれば、食べた物をそのまま吐いた可能性も高いです。
これは「吐出」と呼ばれる現象で、喉や食道に以上がある場合が多いです。
吐いたもの等を持参し、獣医に診てもらうようにしましょう。
液体の場合
危険なのは茶色い液体のようなものの場合。
茶色の正体は血液である可能性が非常に高いです
何らかの病気により、血液を吐いていますので緊急事態だと認識しましょう。
吐いた物を持参し、急いで動物病院へ。
嘔吐と一緒に他の症状が出ている場合
犬は人間よりも嘔吐する頻度が多い動物です。
緊急の事案でない場合も多いのですが、大病のサインであることも多いです。
その見極め方はご紹介した嘔吐の色と、他に症状がないかどうかです。
特に多いのが嘔吐と一緒に下痢になる場合。
この場合は胃腸炎や膵炎等、消化器系の病気であることも多いです。
ですので例え泡が茶色や白でなくても、同時に下痢をしていたら緊急だと考えてください。
もちろんこの場合も急いで動物病院へ連れて行くことがとても大切です。
大切な家族だから、異変は見逃さないで!
犬が嘔吐した時、その色をきちんと確認するのはとても大切な事です。
今回の記事をしっかりと覚えて、その時が来てもパニックにならずに対応してください。