合唱をする時のコツが知りたい!~ソプラノ編~
学校などでもよく取り入れられる合唱。
校内でコンクールをしたり、学校対抗の物もありますよね。
でもパートによってはちょっと大変だと感じることもあるかもしれません。
特にソプラノは主旋律を歌う事も多い分、高い声で歌わなければいけません。
意外とコツを知っていないと難しいです。
では合唱でソプラノのパートを歌う時、良いコツはないものでしょうか?
そこで今回は、そんな合唱でソプラノパートの方が使えるコツについてご紹介しましょう!
ぜひご紹介するコツを使って、歌ってみてくださいね!
合唱する時のコツとは?ソプラノを歌うコツ!
それでは早速、合唱でソプラノのパートを歌う為のコツについてご紹介しましょう!
声を出すのが辛いという方は、ぜひ参考にしてくださいね!
呼吸は大切
高い声を出すソプラノでは、喉を傷めないためにも、呼吸の仕方がとても大切です。
ポイントは腹式呼吸です。
お腹から呼吸をすることで、体全体で声を出すことができます。
意外とこれで出なかった音もでるようになるんですよ!
ただ腹式呼吸というと難しいかもしれませんね。
しかし「鼻呼吸を心がける」というとどうでしょうか?
鼻呼吸をすると息を深く吸いやすく、自然と腹式呼吸になっているという方も多いです。
歌を歌う時、口を動かすことから口呼吸のみになっている方が多いです。
しかし鼻呼吸を意識することで、腹式呼吸になりやすく、お腹も使って声を出すことができるようになります。
また喉の乾燥も防げるので、喉を傷める確率を下げることができます。
是非意識してみてください。
口の開け方
次にご紹介するの、口の開け方です。
たかが口の開け方と思うかもしれませんが、こちらも喉を傷めず綺麗な声を出すためにとても重要なポイントです!
大きな口をあけることが大切ですが、ただ大口をあけるだけではありません。
ポイントは「あくびをするように口をあける」という事です。
実は口を大きく開けすぎるのは、高音を出すのに向いていません。
・軟口蓋がポイント
口の中には軟口蓋と言われる部分があることをご存知ですか?
これは口の上部、しかも奥の方にあるのですが、ココが高音を出す上でとても大切な部分です。
軟口蓋は上部の奥にある、軟らかい部分のくぼみなのですが、ここを持ちあげるようにして歌う必要があります。
こう言うと難しそうなのですが、あくびをするように口を開くと、自然とこの部分が持ちあがります。
その為あくびをするように口をあけるのが良いと言われているんです。
頭の上に響かせるように歌おう!
声というのは、どこで歌っているのかをイメージすると、その場所に応じて出せる高さが変わると言われています。
例えば、口よりも下から声を出すイメージで歌うと、低い音が出ます。
ソプラノは高い音を出すので、この逆のことが言えますね。
よく「高い音を出す時は、頭のてっぺんで響かせるイメージで」と言いますが、上記のような理由があるからです。
出来るだけ上の方で声を響かせるようにイメージしましょう。
声が出ているのは口ではなく鼻とイメージすると、より喉を傷めず高音を出しやすいですよ!
高い音はファルセットに合わせよう
高い音を出す時、人によってはファルセット(裏声)にしなくても出るよという方もいると思います。
ただ、反対にファルセットにしないとでないという人がいるのなら、ファルセットに合わせて歌う方が綺麗な高音となります。
ファルセットではない地声は、人によって声の質が変わってくるので、統一感がなくなります。
合唱コンクールでは、みんなで歌っていかに綺麗な歌になるかを競いますので、統一感がないのはNGです。
・まずは発生練習から始めよう
どの音からファルセットにするのかを知っておくためにも、まずは上記でご紹介したことを参考に発声練習から始めましょう。
課題曲で一番高い音まで発声してみて、どこからをファルセットにするのかをみんなで確認します。
もしこの時つらそうな人がいる場合は、パートを移動することも視野に入れましょう。
統一感を出すためにも、発声練習はしっかり行いましょう。
コツを知って綺麗な高音を出そう!
歌い方にはちょっとしたコツがあります。
コツさえ知っていれば、綺麗な高音を出せる方も多いんですよ!
是非ご紹介したコツを使って、綺麗な高音を出せるよう頑張ってくださいね!