富士山へ登山しよう!初心者におすすめのコースって?所要時間が気になる!
日本で一番高くて有名な山と言えば富士山。
日本ならずとも、世界的にも有名な山ですよね。
登山をする方も多く、初心者の方でも一度は登ってみたいと思う山なのではないでしょうか?
でも初心者ってどんなコースで登って行けばいいのでしょう?
また所要時間はどのくらいなのでしょうか?
今回はそんな富士山の初心者におすすめのコースと、その所要時間についてご紹介します!
ぜひ参考にして、適切なコースで所要時間も参考にしながら一度登ってみてくださいね!
富士山登山で初心者におすすめのコースと所要時間は?
それでは、富士山を初心者が上るのに、お勧めのコースというのはあるのでしょうか?
まずは登るためのルートについてご紹介しましょう!
吉田ルート
一番人気のあるルートがこちらの吉田ルートです。
多くのおみやげ物屋さんや食堂などもあり、観光地化されています。
富士スバルラインの5合目からがこのルートのスタート。
往復距離は約14キロで、標高差は1450mです。
段差が少なく歩きやすいことに加え、山小屋や救護室もしっかりとありますよ。
ただ、その分とても混み合うルートとなります。
混雑するのは嫌だという方にはお勧めしません。
富士宮ルート
こちらは2番目に人気のあるルートで、一番山頂までの距離が短いのがこちらのルートです。
標高差は1350m、山頂までの距離は4キロ程度と吉田ルートの半分ほどの長さです。
一本道で行きも帰りも同じ道になるため、迷う心配もありません。
ただ、一本道の為行き帰りの登山者が一緒になり混雑します。
また、短い距離で山頂まで上がりますので高山病のリスクが高いルートでもあります。
段差も多いので、膝や転倒などにも気をつける必要があります。
須走ルート
こちらは2番目に距離が短いルートです。
標高差は1800m、頂上までは6.5キロとなります。
このルートを使う方はそんなにいらっしゃらないので、静かに登山したいという方にもお勧めです。
緑も多く、高山植物を楽しみながら登ることができるのもこのルートのメリット。
ただ、八合目になると吉田ルートと合流するため混み合います。
また帰りも途中まで一緒になりますので、間違えて吉田ルートの登山者と一緒に下山してしまう方も多いようです。
御殿場ルート
こちらが一番利用者の少ないルートです。
標高差は2300m、往復の距離は17.5キロ。
ご紹介するルートの中では最も長いルートの為、体力も必要です。
ただじわじわと時間をかけて登っていくため、高山病のリスクが一番少ないのがこちらのルートとなります。
デメリットは距離が長いのに山小屋や売店が少ないこと。
ですので気軽に水や食料を手に入れられません。
脱水に気をつけなければいけないルートです。
また、迷ってしまう事も多いので、しっかりと標識を見て登山する必要もあります。
初心者向きなのは吉田ルート
富士山登山の中でも4代ルートと呼ばれるコースをご紹介しましたが、初心者におすすめなのは「吉田コース」です。
売店等も多いので休憩しながら登ることができます。
救護室もありますので、安心して登ることができますよね!
高い所の山小屋は混み合いますので注意が必要ですが、計画的に行けばまず間違いなく登れるルートだと思います。
吉田ルートの所要時間は?
気になる吉田ルートの所要時間ですが、登りの平均時間は7時間。
一気に登るのではなく、どこかへ一泊して登る方が多いようです。
下りは4時間ほどで下山が可能です。
ただ、帰りのルートには山小屋等がほとんどありませんので、水分や食料などは計画的に準備しておきましょう。
その他のルートの所要時間は?
それでは吉田ルート以外の所要時間はどのくらいでしょう?
・富士宮ルート
富士宮ルートは一番短いので初心者でも登りは平均して6時間ほどで登ることができます。
下りは岩場などもあるため4時間半ほどで降りることができます。
・須走ルート
こちらは登りが7時間半ほどが上りの平均時間です。
下りは吉田ルート同様、4時間ほどで下山可能です。
・御殿場ルート
こちらは一番長いルートなので9時間は登りでかかります。
下りは5時間半ほどと、やはり時間がかかりますね。
あなたにあったルートで楽しい富士山登山を!
富士登山はどのコースを使うのかによってもかなり変わってきます。
ですのでしっかりと計画をし、あなたにあったコースで楽しい登山にしてくださいね!