DRBFMとFMEAって何のこと?2つの違いについてご紹介します!

DRBFMとFMEAという言葉を聞いたことがおありでしょうか?

普段機器関係の仕事や趣味を持っている方でないと、なかなか聞かないかもしれませんね。

DRBFMとFMEAとは一体何のことなのでしょう?

そしてこの二つにはどんな違いがあるのでしょうか?

そこで今回はDRBFMとFMEAとは何かということと、その違いについてご紹介します!

ぜひ気になる方は、参考にしてくださいね。

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DRBFMとFMEAって何?

では早速DRBFMとFMEAについてご紹介しましょう!

DRBFMとは?

ではまずDRBFMからご紹介しましょう!

一体何のことなのでしょうか?

DRBFMとは「Design Review Based on Failure Mode」の略です。

あのトヨタ自動車によって確立された「設計の変更点・変化点に着目した分析」のことです。

DRBFMはFMEAのデメリットな部分も解決してくれます。

・設計は一度は変更することから生まれた

DRBFMという考え方は「設計の変更点・変化点」という部分がとても大切ですよね。

でも逆に言えば「変更や変化点がないとできない方法」という事ですよね。

なぜこんな方法が生まれたのでしょうか?

実は何かを設計すると、ほとんどの物がもとの設計図より一部が変更、変化することが多いんです。

そうなると変更点や新規に出てきた案、そしてなぜそんな設計をしたのかについて討論し、分析することができます。

品質問題を起こさないためにも、とても重要な事だと思います。

その他にも抽出漏れの防止、技術的にあいまいな部分の顕著化、そして設計思想の理解と評価、管理のポイントの抽出などもできます。

トヨタ流の効率の良い品質確保手法と言えますね。

・やり方

ではやり方は具体的にどうするのでしょう?

前提として、その製品やシステムがすでに完成品になっていて、なおかつ信頼性設計が十分になされている物であることが大切です。

1、上記に対し、顧客に合わせた設計設定の実行。

2、設計変更で新しい部品を採用すると思いますので、まずはその部品を使う事でおこる不具合(サビや変形など)をリストアップします。

3、2と照らし合わせ、サビなどが起こった場合におこる、その製品やシステムの故障や事故を類推します。

4、3までの事を参考にし、その故障や事故の影響度、発生確率と検知度を評価します。

5、最後に4で出た答えから、重大事故につながるかどうかで、その部品に対する対策を打ちます。

シンプルではありますが、しっかりと問題点を見直すことができますね!

FMEAとは?

ではFMEAとは何なのでしょうか?

FMEAは「Failure Mode and Effect Analysis」の略です。

実はこちらも故障や不具合の防止のために考えられた分析方法です。

内容としては「故障モード」という物と深くかかわりがあります。

製品やシステムを構成する部品の特性劣化、物理的な構造破壊の事です。

故障は「故障モード」が引き金となって起こるというと分かりやすいでしょうか?

この故障モードの影響を解析することが、FMEAというツールです。

つまり市場でおこりうる、全ての事故や故障を想定して、リスクを検証する為の物です。

先ほどご紹介したDRBFMは、このFMEAの一つとも言えます。

・やり方

ではFMEAとはどんな方法で行うのでしょう?

1、チームを編成

2、その製品のシステムの構造、機能の把握

3、選定(対象部位に関する選定)

4、求められている機能の記述

5、故障モードの列挙

6、故障モードの原因の記述

7、評価(影響の厳しさ、頻度、検出可能性の3つの評価)

8、7を全て掛け合わせた危険優先指数の計算と対策要求

意外とたくさんの工程がありますよね。

・FMEAにはデメリットも

ただ膨大な資料作成の為、かなりの時間がかかります。

いつの間にか書類作成が主な仕事となっていることも。

あくまでも不具合に関する解析が主です。

そう言った目的を見失わないようにすることが大切です。

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物作りをするうえで大切な事でした

DRBFMとFMEAは、物作りをするうえでは欠かせないとも言える、検証、分析方法の一つでした。

こういったこともじっくりと検討されながら、製品は作られていることをぜひ覚えておいてくださいね!

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