とうもろこしの栽培ってどうすればいい?育て方や肥料などについて知りたい!
甘くて美味しいとうもろこし!
お好きだという方も多いですよね。
ならいっその事栽培しよう、なんて考えている方もいるのでは?
でもとうもろこしを育てるためには、肥料などはどうすればいいのでしょうか?
今回はそんなとうもろこしの、肥料や育て方といった栽培方法についてご紹介しましょう!
なんだか育てるのは難しそう、と思うかもしれませんが、日当たりや肥料などの育て方が間違っていなければかなり育てやすい野菜です。
初心者の方でも、ぜひ今回の記事を参考にして挑戦してみてくださいね!
とうもろこしの栽培法ってどうすればいい?
それでは早速とうもろこしの栽培方法についてご紹介しましょう!
植え付け時期
初心者の方におすすめなのが苗ですが、苗を植え付ける時期があります。
温かい地域では4月後半から5月の初旬。
中間地では5月初旬から中旬。
寒い地域では5月中旬から末までの間となっています。
植え方
必要な物
・大型のプランター(60cm以上)※深型がおすすめです。
・とうもろこしの苗×2以上(受粉を確実に行う為複数の苗が必要です)
・野菜用の培養土
・支柱
1、ポットの中に2本以上苗が植えられている時は、良い苗のみ残してあとは間引きします。
2、プランターに土を入れて慣らします。
プランターなどの淵から2~3cmほど下になるように土を入れましょう。
3、土に、根鉢よりも大きめの穴をあけておきましょう。
根鉢を壊さないように、丁寧に植え付けます。
この時、苗と苗の間は15cm以上離しておくようにしましょう。
4、枯れた葉があれば取り除いて植えつけは完了です!
水やりについて
それでは次に、水やりについてご紹介しましょう。
とうもろこしは荒れ地でも育つと言われていますが、乾燥には弱いと言われています。
ですので、表面が乾いてきたら水をやるようにしてください。
ただし、やりすぎもNGです。
乾燥する時期に入ったら、水やりの頻度を増やすのではなく、一度の量を増やすようにしましょう!
支柱立て
プランターでとうもろこしを育てる時に必要なのは、支柱立てです。
とうもろこしは追肥を2回行いますが、1回目の追肥の後に支柱立てを行ってください。
支柱を立てて、茎と支柱を8の字になるように結びつければOKです!
人工授粉
とうもろこしは風によって授粉を行います。
畑などで10株程度植えている状態なら人工授粉は必要ありませんが、プランターで育てるとなると10株も植えられませんよね。
ですので、そういった場合は人工授粉を行います。
まずは株の先端にある雄穂を切り取ります。
その後雄穂よりも下にある雌穂に花粉を振りかけるのですが、この時振りかけるのは1つの雌穂だけです。
とうもろこしの雌穂にはふさふさとした絹糸と呼ばれるものが出ているのですが、一番上の物だけ残して、あとは取ってしまいましょう。
実はこの取ってしまった雌穂は「ヤングコーン」と呼ばれていて、料理等で使う事ができます。
収穫時期
受粉してから20~30日程度が収穫時期だと言われています。
絹糸が茶色になり枯れてきたら、頭の部分を少しだけめくって実入りを確かめてください。
先端の粒が丸くなっていたら収穫時期です!
あまり収穫が遅くなると、甘味がどんどん逃げてしまいますので注意してください。
手でしっかりと実を持ってもぎ取ればOK。
とうもろこしは早朝とると一番甘い状態で取れると言われていますので、早朝に収穫するようにしましょう!
とうもろこしには、どんな肥料をあげればいい?
それでは、とうもろこしの肥料についてご紹介しましょう!
どんな肥料がいいのでしょうか?
バランスの取れた物を
基本的にはバランスの良い配合科学肥料が良いとされています。
特に注意したいのは窒素の量です。
多すぎると、実の出来が悪いことが多くおすすめできません。
肥料をまくタイミングは?
先ほど少し、追肥は2回行うとご紹介しましたがそのタイミングをご紹介します。
まずは葉が6~8枚になったタイミングです。
そしてもう1回は雄穂が出たタイミングの2回です。
1株につき10g程をプランターの淵にまいて、土に混ぜ込みましょう。
とうもろこしは、収穫したてが一番!
とうもろこしは、収穫してすぐに食べるのが本来一番美味しい食べ方。
売っている物はどうしても少し時間が経ってしまっています。
とうもろこしは自宅でも簡単にできますので、ぜひ自宅で栽培して美味しいとうもろこしを食べてくださいね!