バターとマーガリンって同じ物?お互いに代用できるのかどうか知りたい!
バターとマーガリンと言えば、どちらもトーストトなどに塗って楽しむ物ですよね。
風味に違いはありますがよく似ていますし、あまり使い分けをしていない方も多いと思います。
ただ、バターとマーガリンは料理やお菓子作りなどで使用する際、お互いを代用品として使う事は出来るのでしょうか?
なんとなく、お菓子などでは代用できないような気もしますが、実際のところはどうなのでしょう?
そこで今回は、バターとマーガリンはお互いに代用できるのかどうかについてご紹介します!
二つの違いがよく分からない、という方はぜひ目を通してみてください。
バターとマーガリンはお互いに代用可能?
それでは早速バターとマーガリンが、代用しあえるのかどうかについてご紹介しましょう!
一体どうなんでしょう?
基本的には問題なし
ちょっと意外な気もしますが、バターの代わりにマーガリンを使っても、反対にマーガリンの代わりにバターを使っても基本的には問題ありません。
お菓子や料理であれば、問題なくいつも通りに作ることができますよ!
しかも分量も同じ量で対応できるので、計算の手間などもありません。
注意点もあります
ただし、味まで全く同じになるかと言えば、それは違います。
特にバターの代わりにマーガリンを使う時に注意してほしいのが「バター風味はなくなる」という事です。
基本的にはマーガリンにバターの風味はありませんので、どうしても風味の面では変わってきます。
反対の場合だと、バターの風味がプラスされます。
バターの代用ができない物もある?
基本的にはお互いをカバーしあえるバターをマーガリンですが、バターの代わりにマーガリンを使う時にはどうしても代用できない物もあります。
焦がしバター
焦がしバターというと、香ばしい香りに溶けたバターの風味がたまりませんよね。
独特のバターの風味を生かして作るものなので、残念ながらマーガリンでは代用できません。
またマーガリンには水分が含まれているので、焦がすのは危険です。
パンを作る時は注意を
パンでは基本的にマーガリンでも代用できるのですが、「折り込んで使う物」に使うと失敗することがあります。
基本的には練り込んで作るパン向いています。
ただし、寒い冬であればマーガリンの使用を勧める方もいらっしゃるので、絶対に代用できないというわけではないようです。
バターとマーガリンの違い
それでは最後に、バターとマーガリンの違いについてもご紹介しましょう。
基本的には代用できるのですが、成分をみるとはっきりとした違いがあるんですよ!
主原料の違い
バターはよく知られているように牛乳を使っています。
正確には牛乳に含まれる脂肪分を固めた物ですね。
ですので「動物性油脂」という事になります。
その為、濃厚で風味豊かなものになるわけです。
ではマーガリンはどうでしょう?
マーガリンは「植物性油脂」を使っており、同じ油脂でも風味が違う理由が分かると思います。
こちらの方があっさりとしているイメージですが、原料の違いがあるからなんですね。
より推奨される食べ物
どちらも代用は可能なんですが、それぞれに得意なものがあります。
バターは「バターの風味を生かしたい物」に入れるのがおすすめです。
例えばクッキー等の焼き菓子にはバターの風味はほしいので、こちらの方が向いています。
洋食等料理で作う時も、こちらの方がよさそうですね。
また焦がしバター味はバターでしか作ることができません。
反対に風味よりもふっくらとさせたい物にはマーガリンがおすすめです。
練って作るパンやケーキの土台などに最適です。
それぞれの得意なところを活かして使いわけるのもおすすめです!
カロリー
バターとマーガリンではマーガリンの方があっさりとしている分、カロリーが低そうですよね。
しかし実際はマーガリンの方が少し高いと言われています。
どちらも10gずつでカロリーを計算すると、バターが75キロカロリー、マーガリンが76キロカロリーになるそうです。
とても小さな差ではありますが、ダイエット中の方は気をつけたいですね。
ただ、カロリー50%の物などもありますので、そういった物もうまく使ってみてください!
基本的にはお互いが代用できる!
バターとマーガリンは、基本的にはお互い代用することができます。
いざという時は、代わりに使うのもお勧めです。
ただ、それぞれの強みもありますので、できるだけうまく使い分けてみてください!