アメリカ英語とイギリス英語はどうしてこんなに違いがあるの?理由が知りたい!

アメリカ英語とイギリス英語の違いについて、普段はあまり気にかけることはないかもしれません。

実は、現在日本で主に取り入れられているのはアメリカ英語、イギリス英語には馴染みがないですね。

ところが映画やテレビドラマなどで聴き比べてみると、発音などにかなり違いがあることに驚かされることでしょう。

一部の洋書にはアメリカ英語版とイギリス英語版があるほどで、読み比べてみるとかなり違いがあるのです。

では、これらの英語にこれほどまでに違いができた理由とは何でしょう。

元々アメリカにはイギリス人が渡って英語が広まったため、同じような英語を話していたはずですが、どのような理由で変わっていったのでしょうか。

アメリカ英語とイギリス英語、この二つの英語に違いが生じた理由を見ていきましょう。

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アメリカ英語とイギリス英語の違い

日本の教育で取り入れられているのは、主にアメリカ英語です。

教科書の単語の綴りや会話の表現は、ほぼアメリカ英語で統一されています。

発音もそうですね。

つまり、アメリカとイギリスでは、使われている単語の意味に違いがあったり、スペリングが違ったりもするのです。

主なものを単語、表現に分けて見てみましょう。

●単語の違い

エレベーター(外来語)はアメリカ英語です。

Elevator (米) 

lift(英)

イギリスではサッカーのことをフットボールと言います。

アメリカではアメフトのことですね。

soccer(米) 

football(英)

パンツはアメリカ英語で、イギリスではトラウザーズ。

pants(米)

trousers(英)

フライドポテトは和製英語、アメリカではフレンチフライ、イギリスではチップス。

ちなみにイギリスでポテトチップスはクリスプ(crisps)です。

french fries(米)

chips(英)

ガソリンのことはアメリカではガス、ガソリンスタンドはgas stationです。

gas (米)

petrol(英)

●綴りの違い
日本の学校で習うのはアメリカ式の綴りで、二つを比べると若干違いが見られます。

主なものを3つご紹介します。

センター

center(米)

centre(英)

color (米)

colour(英)

お気に入りの

favorite(米)

favourite(英)

●日常会話における表現の違い
時間の表し方

5時15分

15分は1/4時間。

イギリス英語だと、5時から1/4時間過ぎということです。

Five fifteen(米)

Quarter past five(英)

6時50分

イギリスでは7時まで後10分、という言い方です。

Six fifty(米)

Ten to seven(英)

それから、映画や歌詞でよく聞かれるgonna (going toの短縮) wanna (want toの短縮)は、アメリカ英語です。

アメリカとイギリスで英語に違いがあるのはなぜ?

このように様々な違いが見られるアメリカ英語とイギリス英語、同じ英語がなぜこれほど違うのでしょうか。

これには様々な説がありますが、主なものに「文化や言語は遠隔地に保存される」という文化人類学的な定説が挙げられます。

アメリカに英語が伝わったのが17世紀、エリザベス一世の頃です。

アメリカでは当時のイギリスでの表現が、温存されたということになります。

当時はまだ、決まった単語の綴りというものは存在していませんでした。

地域や人によっても、単語の綴りが異なっていたようです。

その後イギリスでは18世紀中頃に、最初の辞書が作られました。

そしてイギリスでの英語はこれまで通り、時代とともに変化をしていきました。

アメリカはというと、19世紀になってからノア・ウェブスターという人物により初めて辞書が纏められました。

アメリカではイギリスとは別のアイデンティティーを確立させるために、独自の英語の綴りが作り出されました。

発音に対しての綴り字が簡略化されています。

ただし一部の動詞の過去分詞形は、アメリカの英語の方が古い形を保っていると考えられています。

アメリカは新しい国ということもあり、イギリスとは隔たって独自の変化をしていくことになります。

語彙に特に差があるのは、近代になってからの技術革新による新しいものに対して多く見られます。

例えば鉄道などの交通機関やスポーツなどです。

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お互いに通じるの?

イギリスでもアメリカでも、今ではどちらの英語の表現も混在していることが多く、大抵の物事は通じます。

ただし、単語によっては意味が違うものがあるので、それで勘違いなんてこともあるかもしれませんね。

表現以外でも、特に大きな違いがあるのは発音です。

イギリス英語の発音は、慣れていないと聞き取りにくいかもしれません。

実は戦前の日本の英語教育は、イギリス英語だったそうです。

第二次大戦後からアメリカの影響を強く受けるようになり、現在に至っています。

二つの英語を比べながら、歴史や文化の違いを感じてみてくださいね。

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