アルコール依存症チェックしたことがある?家族だからこそチェックしてみましょう
程度な量であれば、気分転換にも最適なお酒。
でも気分転換も依存してしまえば話は別です。
アルコール依存症になると、苦しむのは本人だけではなく家族も同じです。
あなたの家族の中に、アルコール依存症かも?というような方はいらっしゃいませんか?
もしそうであるなら、チェックを行ってみませんか?
完全な依存症ではなくても、もしかするとその一歩手前の状態かもしれません。
今回はそんなアルコール依存症を疑う家族の方へ向けた、アルコール依存症チェックをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
アルコール依存症チェック~家族をチェックしてみよう~
それでは早速アルコール依存症チェックを行ってみましょう。
もしかしてと疑うような家族がいるのなら、一度チェックすることが本人にも家族にとっても重要な事です。
質問に該当する答えを「はい」または「いいえ」で答えるようにしてください。
アルコール依存症チェック
・お酒をやめたいといつも言っている、もしくはそのような行動を見せますか?
・「今日は飲まない」と言っていたのに、結局その日も飲んでしまいますか?
・家族に隠れて、お酒を飲んでいるような行動をしていますか?
・お酒を飲んだ後、いつも後悔していますか?
・二日酔いで会社を休んだり、何か大切な用事を破ってしまったことはありますか?
・「酒を飲まないといい人なのに」と誰かが言っているのを聞いたことがありますか?
・「酒を飲まないと寝つけない」と言ってお酒を飲んでいますか?
・酒が切れると、イライラしたり、汗が出たり、手が震えたりしていますか?
・朝や昼にお酒を飲むことがありますか?
・医師等からアルコールの量について指導をされたことはありますか?
「はい」が0の場合
0個の場合は、アルコール依存症の可能性はかなり低いです。
とてもうまくアルコールと付き合っていると言えますが、家族の方が心配しているなら、時々飲み過ぎているかもしれませんね。
飲み過ぎは後々アルコール依存症へと繋がることもあります。
「ほどほどに」という事を忘れず、楽しくお酒を飲むようにするよう話してみるのも良いですね。
「はい」が1~3個の場合
アルコール依存症までもう少しというところまで来ています。
たかが一個の項目と思われるかもしれませんが、危険性は0個よりもグッと高まります。
ご本人はきっとそう思っていない方も多いと思います。
話し合いができそうであれば、話してみるのも良いですね。
もし話が通じないという事であれば、家族の方だけでも専門機関に相談するのも手です。
「お酒をやめろ」というだけでは、止められない段階かもしれません。
話し合いができる状態であるのなら、話し合った後に専門機関へ。
「はい」が4個以上
すでにアルコール依存症になっている可能性が高いです。
もしかすると、すでにご家族の方にも何かの被害が及んでいる可能性もありますね。
ご本人もやめようと思っていてもやめられない状態になっていますので、家族の方の「お酒をやめろ」という注意だけではやめられません。
専門機関で、適切な治療を受ける必要があります。
自分がアルコール依存症と認めたくない方も多いので、話が通じれば本人を連れて、嫌がる場合は家族の方だけでも専門機関に相談してください。
チェックはあくまでも参考程度に
このチェックはあくまでも参考程度のものです。
正しい診察結果というわけではありません。
とはいえ疑いがあるという結果だったのなら、専門機関を受診することをお勧めします。
家族ができることとは?
それでは家族はアルコール依存者に対してどうすればよいのでしょう?
専門機関へ連れて行きましょう
何より大切なのは、本人を専門機関へ連れて行くことです。
アルコール依存症は立派な病気です、専門機関での適切な治療が必要です。
また、そこでご家族の方もアルコール依存症に対する正しい知識を身につけ、どう接していくか考えるようにしましょう。
飲酒をコントロールしたり、患者を責めたり、患者の言う事をうのみにして行動しても治りません。
上記では全国の専門機関を調べることもできますので、ぜひ参考にしてみてください。
アルコール依存症は治ります
アルコール依存症は治ります。
愛した人を変えているのは元々の性格などではなく、病気です。
それまではつらいかもしれませんが、あなた自身も大切にしながら、患者さんを支えてあげてください。